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栄養課

基本方針

  1. 食を医療とし、患者さんの病態に適切な栄養管理に努めます
  2. 多職種と連携し、患者さんの栄養状態を改善・回復に導くよう努めます

医療技術部に所属しており、患者さんの治療を栄養面からサポートする業務を担います。

栄養課 スタッフ

栄養課長(管理栄養士)  1名 
栄養指導係長(管理栄養士) 1名 
栄養係主任(管理栄養士) 3名 
管理栄養士 9名 
管理栄養士 計 14名
調理主任 2名
調理師 12名
調理師 計 14名

加えて、給食管理業務は株式会社LEOCによる部分委託で管理

認定資格取得状況

(2024年12月現在)

 専門認定栄養士      がん病態栄養専門管理栄養士 3名
肝疾患病態栄養専門管理栄養士 1名 
病態栄養専門管理栄養士 6名 
NST専門療法士 5名 
日本糖尿病療養指導士 2名 
腎臓病療養指導士 1名
心不全療養指導士 1名
栄養経営士 1名 
肝炎医療コーディネーター 1名
 専門調理師   給食用特殊料理専門調理師  12名
介護食士 3名 
フードコーディネーター  1名

 

<主な業務>
栄養課の業務は大きく給食管理部門、臨床栄養管理部門の2つに分けられます。
双方の連携を図ることで患者さんへの適切なフォローアップを行い、栄養面から治療を支え、疾病予防と早期回復、苦痛の軽減に努めています。

給食管理部門

1.給食調理システム

当院ではクックサーブシステムを採用しています。
※クックサーブシステム:食材料を加熱調理後、速やかに提供するシステム

2.食事の種類

(1) 一般治療食

  • 常食、全粥食、産科食、軟菜ご飯食、軟菜粥食、7分粥食・5分粥食、3分粥食、流動食、幼児食、離乳食、ミキサー食、塩分制限食、禁ヨード食、濃厚流動食
  • 嚥下調整食
    嚥下調整食Ⅰ(摂食嚥下リハ学会 学会分類コード0j相当)
    嚥下調整食Ⅱ(摂食嚥下リハ学会 学会分類コード1j相当)
    ムース食(摂食嚥下リハ学会 学会分類コード3相当)
    ソフト食(摂食嚥下リハ学会 学会分類コード4相当)

ムース食

 

(2) 特別治療食

腎臓食、エネルギーコントロール食・エネルギーコントロール腎症食、小児腎臓食、脂質異常症食、妊娠高血圧食、肝臓食、肝性昏睡食、心臓食、膵臓食、胃潰瘍食、胃術後食、低残渣食、無菌食、痛風食、貧血食

(3)主食の選択について

  • 各疾患および病態を考慮した食事選択の他、主食の選択が可能です。
  • 主食の内容:ごはん、軟飯、全粥、栄養強化粥、粥ゼリー、7分粥、5分粥、3分粥、重湯、パン、麺(昼食のみ対応)、おにぎり(昼食・夕食のみ対応)

※咀嚼・嚥下機能低下のある方は、医療安全の面から、ご希望に添えない場合があります。

3.個別対応

食物アレルギー、嗜好による禁止食品(約30種類)、摂食障害のある方など食事内容の調整が必要な患者さんに対して、可能な範囲で個別対応を行っています。
 

*病棟担当栄養士による食事相談*
入院期間中に、病棟担当の管理栄養士が現病歴・既往歴、患者さんご本人の体調を考慮
した食事内容の調整を行います。

4.産科お祝い膳

ささやかではありますが、お子様のお誕生祝いとして入院期間中に一度、お祝い膳を提供させていただきます。

産科お祝い膳

5.イベント食

入院期間中に季節の訪れを感じていただけるよう、毎月1回程度、旬の食材を取り入れたイベント食を提供しています。

イベント食1

イベント食2

6.緩和ケア対応の食事

当院では令和2年4月の緩和ケア病棟開設に伴い、身体的・肉体的苦痛を持つ患者さんを対象とした食事支援を実施しています。管理栄養士や調理師がベッドサイドにてご希望の料理を伺い、患者さんと家族の「最期まで食べたい」という気持ちに寄り添った食事の提供に努めています。

*提供内容の例*
通常の病院食に加えて、ご用意できる料理を少量ずつ盛り付けた「ひだまり食」、手持ちのメニューの中から患者さんやご家族に選択していただく「なごみ食」、完全オーダーメイドで患者さんのリクエストにお応えする「ほほえみ食」の3種類からお食事を選んでいただいています。

ひだまり食

なごみ食2

 

ほほえみ食

臨床栄養管理部門

1. 病棟での栄養サポート業務

栄養サポートが十分でないと容易に栄養状態が低下し、免疫力の低下や感染症など多くの合併症が増加する恐れがあります。そのため、栄養管理は治療の土台を支えると言っても過言ではありません。
私たち管理栄養士は、栄養管理の専門職として患者さんに応じた栄養サポートの方法を考え提案します。
集中治療室や各一般病棟に担当管理栄養士を配置しており、患者さんの状態や治療方針などに応じて医師、看護師はじめ多職種のスタッフと相談しながら、少しでも早く回復ができるよう栄養サポートを行っています。また、退院後の食事管理についてもご相談します。

  • 管理栄養士のプチカンファレンス
    管理栄養士のプチカンファレンスの様子
  • 2
    ICUでの重症患者に対する栄養介入
  • 3
    栄養相談の様子

2.チーム医療

・医療専門職種がチームとなり連携し、それぞれの専門分野から患者さん中心のケアを行っています。

・管理栄養士が関わっているチーム:
栄養サポートチーム(NST)、摂食嚥下支援チーム呼吸サポートチーム(RST)、緩和ケアチーム、褥瘡委員会、心臓リハビリチーム、医療安全推進チーム、膵連携チーム(PRACTICE)、糖尿病透析予防チーム、基幹災害拠点病院運営チーム

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)

  • NST
    NST活動風景~多職種間でのカンファレンスの様子~

医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、歯科衛生士、医事課職員など多職種から構成され、それぞれの観点からの専門知識を持ち寄り、患者さんを栄養面からサポートするチームです。NSTでは、食欲不振があり食事が進まない方、体重減少がある方など、栄養面での介入が必要な患者さんを対象としています。
対象者の栄養評価と栄養補給方法の選定について、週1回カンファレンス・回診を行い、検討内容を患者さんやご家族、患者さんを取り巻く医療スタッフへ報告しています。


3. 外来栄養指導

食事療法が必要な患者さんに医師の指示に基づき行っています。糖尿病、高血圧、腎臓病、脂質異常症、肝臓病、心臓病、肥満などの生活習慣病からフレイル、サルコペニアによる低栄養、消化器術後の食事、抗がん剤治療中の食欲不振、嚥下機能低下に対する食事形態、経腸栄養の相談、小児栄養などさまざまな病態に対応しています。食生活の多様化で自炊する方ばかりではありません。調理法だけではなく、宅配サービスのご紹介、コンビニエンスストアでの食品の選び方、外食のとり方など、患者さんお一人おひとりのライフスタイルに合わせて実施しています。

集団栄養指導

  • 糖尿病教室(月1回)
  • 腎臓病教室(2ヶ月に1回)

栄養指導を受けるには

  • 主治医による栄養指導依頼が必要です。
    ご希望の方は、受診の際に主治医へお申し出いただき、日時をご相談ください。

  • 当日は2F栄養指導室前でお待ちください。
    外来化学療法を受けられる方は、ベッドサイドでお話を伺うことも可能です。
個別栄養指導  
午前     9:15~
10:00~
10:45~
午後   13:30~
14:15~
15:00~
外来化学療法指導枠  
午前     9:00~
9:30~
10:00~
10:30~
11:00~
11:30~
午後   14:00~
14:30~
15:00~
15:30~
*栄養指導の様子*

指導1
外来化学療法室ではベッドサイドにてがん病態栄養専門管理栄養士による栄養相談を実施

指導2
患者様の生活背景や嗜好を考慮しつつ親身に相談しています。

指導3
体組成計を使用し、患者様の体の変化を説明しながら個々に応じた栄養サポートを行います。

指導4
集団栄養指導・腎臓病教室
腎疾患における減塩指導、日々の食事で実践できる減塩の工夫をお伝えします。

 

 

 

 

シームレスな栄養管理を推進するため、地域施設や近隣病院などの管理栄養士と連携を行います。

〇栄養情報提供書

患者さんの入院中における栄養状態・栄養治療方法・食事形態など情報提供いたします。
入院時に必要な情報がある場合はお問合せください。
栄養情報提供書の見本はこちら

【問い合わせ先】

0258-28-3600(代表)
栄養課へご連絡をお願い致します。

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