患者さんの権利
- 患者さんは尊厳を持って対応される権利があります。
- 患者さんは担当医師から自らが理解できる言葉でその診断・治療・及び予後に関する情報を得る権利があります。
- 患者さんは担当医師から医療処置・治療行為の開始前に、同意するに十分な情報を得る権利があります。
- 自らの意思に基いて医療を受け、あるいは拒否する権利があります。
- 患者さんはプライバシーを尊重される権利があります。
- 患者さんは平等に治療を受ける権利があります。
- 患者さんは受けた医療や医療費などについて知り、公的援助に関する情報を得る権利があります。
患者さんへのお願い
- 症状・これまでの治療経過・通院中の他医院など、積極的な情報の提供をお願いします。
- 診療に関連したカードや手帳をお持ちの方は提示ください。「診療に必要な情報カード」「臓器提供意思表示カード」「ペースメーカー手帳」など。
- 予測し得ない急変が生じた場合、同意なく救命処置をさせていただきます。
- 過度な期待・要求にお応えできない場合は、医療の継続をお断りさせていただきます。
- 定められた規則を守らず、他の患者さんや診療に迷惑をかける恐れがある場合、必要な措置をとらせていただきます。
医療事故防止のための患者さんへのお願い
長岡赤十字病院ではかねてから安全な医療に努めておりますが、事故防止のために下記の3点のご協力をお願いいたします。
1. 疑問があったらいつでも職員にお尋ねください
いつもと違うと感じたり、不安に思うことがありましたら遠慮せずに職員にお尋ねください。
2. 診療・注射・検査などの際は、医療者とともに名前の確認をお願いします
病院には同姓や類似する名前の患者さんが多数おられます。 職員は患者さんの確認に努めておりますが、ご本人の確認のためにはご本人に名乗って頂くのが一番確実な方法です。 また、生年月日や住所をおたずねする場合がありますがご了承ください。
3. 薬を受け取ったら、必ずお名前をお確かめください
いつもの薬と違っているときや、おかしいと感じられたときには、いつでもお知らせください。
治験・臨床研究について
治験について
◆当院治験事務局についてはこちらをご確認ください
◆当院で実施している治験一覧
臨床研究に関する情報公開
医学の分野では、より良い診断や治療を目指して、患者さんにご協力いただき医学的データを集めることがあります。病気の原因の究明や病気の予防など、患者さんの生活の質の向上を目指した医学系の研究です。これを「臨床研究」といいます。
臨床研究は通常、文書で説明・同意を得た上で、患者さんのプライバシーや人権が守られるよう、細心の注意を払って行われます。また、文部科学省・厚生労働省より示されている『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針』に則って実施されます。
臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さんの診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、患者様に対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、「必ずしも対象となる患者さんお一人ずつから、臨床研究ごとに直接同意を得る必要はない」とされております。しかし、「研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障する事が必要」とされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
以下に、オプトアウトの対象となる研究を提示いたします。もしもご自身が研究対象者に含まれていると思われ、かつ、ご自身の記録の研究利用を望まない方については、各研究の担当者までお知らせください。
臨床検査検体の2次利用について
臨床検査を終了した残余検体を業務、教育、研究のために使用することがあります。
詳しくはこちらをご確認ください。