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小児外科

概要

“神様は赤ちゃんがみんなに大事にされるように、とっても可愛くお創りになられました。でも、神様は時々小さな忘れ物をします。そんな小さな忘れ物を、神様と赤ちゃんに届けるのが私達の仕事です。”

小児外科は、馴染みの少ない診療部門ですが、主にこどものおなかの手術を担当しています。いろいろな分野でよく「こどもはおとなのミニチュアではない」といわれますが、外科の分野でも当てはまります。こどもは、からだが小さく、いろいろな臓器も発育途中ですので、こどもに適した治療をしなければなりません。

当科では、こどもの特徴をふまえた専門知識をもとに手術治療を行っています。

なお、当院は、日本小児外科学会の教育関連施設になっています。


ご挨拶

私達、個人の命には限りが有るのは誰もが周知の事です。しかし、人類が滅びない限り私達の一部は遺伝情報として続いて行きます。その担い手は子供達です。そんな大事な存在だからでしょうか、無力なはずの赤ちゃんの「笑顔」、子供達の「笑い声」には私達の心を揺るがすものが有ります。

そんな大事な「笑顔」、「笑い声」を「病気」が子供達から奪って行きます。私達は、持てる力の限りを尽くして、子供達の「泣顔」を「笑顔」に、「泣声」を「笑い声」に戻せるように頑張る事で、御家族の皆様も一緒に明るい明日への一歩を踏み出して頂けるように頑張って参りたいと存じます。一緒に「病気」と闘って頂く為に「不安な事」、「分からない事」等は御相談下さい。完全にはお応え出来ないかも知れませんが、「ご理解」頂けるように努めさせて頂きます。子供達の明るい明日の為に一緒に頑張りましょう。


特色・方針

新潟県内の小児外科施設は、新潟大学、新潟市民病院、県立中央病院、当院の4つしかありません。当院は主に中越地区を担当しています。お互いに連携を取りながら、より良い医療を目指して頑張っています。

当科では、小児外科疾患全般にわたって治療にあたっており、腹腔鏡手術なども取り入れつつ、個々の患者さんにあった、優しい医療を目指しています。

対象疾患について

生まれてすぐの新生児から中学生までの一般外科疾患を対象としています。

よくある疾患

鼠径ヘルニア

いわゆる“脱腸”。自然治癒もあるので手術は原則的に1歳過ぎに行いますが、出た腸が戻らなくなる“嵌頓(かんとん)”という危険もありますので、疑わしかったらご相談ください。手術は腹腔鏡下手術も導入しています。

臍ヘルニア

いわゆる“でべそ”。2歳までに90%以上が自然治癒するので、手術は2歳以降に治らなかった場合に行います。テープによる圧迫固定も適宜行っています。
*鼠径ヘルニア・臍ヘルニアの手術は、原則的に当日入院、翌朝退院の1泊2日です。

急性虫垂炎

いわゆる“もうちょう”。当科では診断に超音波検査、CTをルーチンに取り入れ、症状と併せて手術か抗生剤治療かを判断しています。手術では、きずの小さい腹腔鏡下手術も積極的に導入しています。

便秘

外科疾患ではありませんが、重症の場合は当科の対象疾患になります。レントゲンの他、直腸肛門内圧検査などの専門的検査で評価を行い治療にあたります。

新生児疾患(食道閉鎖症、腸閉鎖症、鎖肛など)、肛門周囲膿瘍、胆道閉鎖症、胆道拡張症、ヒルシュスプルング病、外傷など

診療実績

(対象期間:1月1日~12月31日)

最近5年間の症例数(日本小児外科学会提出資料から)

  2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
小児外科
疾患
入院 入院総数 188 169 126 129 136
新生児
(生後30日以内に入院)
16 10 11 12 9
新生児
(生後30日以内に手術)
10 5 6 7 5
手術 手術総数 162 140 110 119 120
鼠径ヘルニア手術数 95 77 54 65 68
死亡 主手術後
30日以内入院死亡数
0 0 0 0 0
死亡総数 0 0 0 0 0

医師紹介

氏名 職位 専門領域 認定資格等
金田 聡
(昭和63年卒)
部長 小児外科 日本外科学会専門医・指導医
日本小児外科学会専門医・指導医
日本静脈経腸栄養学会認定医・指導医
日本病態栄養学会専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
日本東洋医学会専門医
横田 直樹
(平成22年卒)
 副部長 小児外科 日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医

外来担当医表


 

印が休診日、印が午前のみ診療です。

             
             
             
             
             
             
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