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放射線診断科・放射線治療科

概要

放射線科診断科では画像診断、IVR(Interventional radiology)を行っています。 放射線治療科では放射線治療専門医が1名勤務し、専従で診療を行っています。

認定施設

日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関
日本放射線腫瘍学会認定協力施設

ご挨拶

より安全で精度の高い検査や治療を提供できるよう努めています。画質の向上やX線CTでは被ばく線量低減を心がけています。

放射線診断科

画像診断

CT, MRI, PET-CTを含む核医学、マンモグラフィなどの画像診断を行っています。当院では他施設に診断依頼をせず、常勤の放射線診断専門医が診断を行い、臨床に役立つ診断レポートの作成を心がけています。紹介元より持参された画像も必要に応じて当科で再度診断を行い、当院での治療に必要な情報の提供に努めています。

乳房撮影(マンモグラフィ)の診断は撮影技師とともに行っています。技師が診断に加わることで、診断に有用な画像を撮影する工夫ができるようになりメリットがあります。

診断はフィルムレスの環境下で行い、レポートはオンラインで院内に配信されます。読影環境は整備されており、検査実施から診断レポートの電子カルテへの配信までの時間が短縮され、救急外来など緊急性の高い状況にも対応しています。

各検査の詳細は こちら をご覧ください。

診療実績

(対象期間:2022年4月1日~2023年3月31日)

読影件数
検査種 検査数 診断数
一般撮影 51,413 4,151
乳房撮影 2,485 2,468
CT 25,646 24,434
MRI 7,729 6,329
造影撮影 1,990 688
血管造影 1,304 133
RI 762 628
PET-CT 1,185 1,185
他院フィルム読影依頼 308 308
検査件数
検査種 合計 検査種 合計
ポータブル 10,007 内視鏡TV 1,195
手術室 2,725 結石破砕 4
骨塩定量 1,771

IVR

IVRとは「Interventional Radiology:放射線診断技術の治療的応用」 の略語であり、最近では「画像下治療」という日本語訳が充てられています。X線や超音波、CT等を用いて、その「画像」で体内の病変部を見ながら、カテーテルを進めたり、針を刺したりして治療を行う手技の総称です。

 IVRの特徴は、まず①患者様の体への負担が小さい(これを「低侵襲」と言います)事、②治療に要する時間が比較的短い事、③病変のあるその場所(「局所」と言います)に対する治療であるため、全身への副作用が比較的少ない事、が挙げられます。

 低侵襲であるため、手術が難しい高齢者や全身の状態が悪くなった患者様にも実施できるという利点があります。ほとんどの場合、IVRは局所麻酔下に行われ、全身麻酔は必要としません。また、治療後も約6時間程度の安静の後で日常生活に戻る事が可能です。

 比較的短時間で治療可能である点もIVRの利点の一つであり、肝臓がんに対するカテーテル治療では、早ければ1時間以内に治療が終了します。また、複雑で多岐に渡る治療を要する場合に治療にかかる時間が長くなる事がありますが、局所麻酔で行う治療ですので患者様は治療中でも会話が可能であり、苦痛を感じた場合にはおっしゃって頂く事ができます。場合によっては一旦治療を中止して別な日に再治療をする事もできます。

 局所治療であり、全身の副作用が比較的弱い事も大きな利点です。例えば、肝臓がんに対するカテーテル治療では、抗癌剤は肝臓の病気が存在するその場所のみに集中して流れ、全身に溢れる事はほとんどありません。仮に副作用が出現しても、治療を加えたその場所のみに限定する事がほとんどです。

IVRについて詳細はこちら

それでは当科で施行している主なIVR治療について説明させて頂きます。

○肝臓がんに対するIVR

 肝臓がんに対するIVRは、大きくラジオ波焼灼療法、肝動脈化学塞栓療法、動注化学療法がありますが、当科ではそのうち肝動脈化学塞栓療法を主な治療法として用いており、動注化学療法も行っております。

・肝動脈化学塞栓療法(TACE)

 肝臓という臓器には、肝動脈と門脈という2種類の血管から栄養を受けています。正常な肝臓の細胞は、門脈から2/3程度、肝動脈から1/3程度の栄養を受け取っていますが、肝臓がんは100%肝動脈から栄養をされています。そこで、肝臓がんができた場所の肝動脈にカテーテルを挿入して、その血管を塞いでしまう事で、癌細胞を「兵糧攻め」にする治療法です。通常は足の付け根の動脈から、カテーテルを肝動脈を経てがんを栄養している動脈の枝まで進め、そこから抗癌剤を含んだ血管塞栓物質(血液の流れを堰き止める医療材料)を流す事で治療します。治療後はカテーテルを抜いた場所から出血しない様に、6時間程度安静にしていただきますが、翌日には起き上がって歩行できるようになります。副作用としては、局所の痛み、発熱、吐き気、食欲の低下等がありますが、これには個人差があり、またほとんどの場合、1週間~10日程度で改善します。その治療効果は、どれだけがんを栄養する枝に近づけたかによって変わりますが、十分に近い場所から治療できた場合には、その生存率は1年90%、3年70%、5年40%程度です。これは、手術やラジオ波焼灼療法に比べると、残念ながらわずかに劣っていますが、TACEは手術やラジオ波焼灼療法では治療できない進行した肝臓がんに対しても、安全にかつ繰り返して施行できる治療法です。また、肝臓がんと関連の深いC型慢性肝炎/肝硬変の患者様の場合、以前には正常と考えられていた場所から新たに肝臓がんが発生する事もありますが、TACEであれば、新たにがんが出現した場合でも繰り返し治療を施すことができます。

・動注化学療法(TAI)

 肝臓に限らず、様々な臓器のがんに対して用いる事のできる治療法ですが、当院では特に高度に進行した肝臓がんや転移性肝癌等に用いる事が多く、静脈から点滴で抗癌剤を投与する「全身化学療法」に比べて副作用が弱く、局所(がんが存在するその場所)への治療効果が高い事が利点です。太ももの付け根からカテーテルを挿入して抗癌剤を投与する方法の他に、後述する「動注リザーバー」や「System-I」といった特殊な道具を用いる事で、より患者様の負担を軽くして治療を加える事ができます。

○止血のためのIVR

・動脈瘤(血管にできたコブ)の破裂、交通事故等の外傷、肺炎や膵炎等の炎症、手術の後等、各種の原因によって体内で動脈から出血している場合に、その出血を抑えるためにもIVRが有効な治療法となります。手術と比べての利点は、何よりも患者様の負担が小さい事です。体内に大量に出血している場合や、外傷によって体の状態が悪い場合、炎症や手術の後で出血した場所がくっついて手術がやりにくい場合等でも、IVRであれば局所麻酔のみで施行でき、90%以上の確立で止血に成功しています。

○特殊な道具の埋め込み
・CVポート

 近年盛んに用いられるようになってきた特殊な道具で、静脈(よく点滴や採血の時に刺す血管です)から入れて皮下に埋め込む形をとります。抗癌剤による治療を短い間隔で何度も繰り返す場合、薬剤や何度も針を刺すことで血管が潰れて見えなくなる事はしばしば経験されますし、元々血管が見えにくい患者様の場合には、こうした頻回の注射だけでも大きな負担となります。また、全身状態が悪化して口から食事をとる事が困難となり、点滴で栄養を補う、といった緩和ケアにもCVポートは有効です。当施設では、鎖骨下外側法、上腕留置法の二種類のCVポート留置を行っており、現時点で埋め込み術の成功率は100%です。鎖骨下外側法の場合は、肩の付け根に近い前胸部から、上腕留置法の場合は肘関節直上の腕から、共に留置カテーテル(通常の検査用とは違って、長期間体内において置く事ができる特殊なカテーテル)を静脈内に挿入し、先端は心臓のすぐ近くの静脈まで送り、反対側の先端を「ポート」という専用の針で繰り返し刺すことができる道具につないで、皮膚の下に埋め込みます。鎖骨下外側法ではこの「ポート」は脇の下よりの前胸部、上腕留置法では二の腕の裏側辺りに埋め込まれます。手術が終了したら、基本的には翌日からこの「ポート」を使って点滴ができるようになり、もう血管探しをしなくて済む様になります。また、当施設の留置法では、「正しい取扱をする」という条件なら、「CVポート」からの採血も可能です。

・動注リザーバー

 上述の「CVポート」とよく似た道具です。違うのは、「CVポート」は「静脈」から入れて先端は心臓の近くの静脈に位置させるのに対して、この「動注リザーバー」は「動脈」(ドクドク脈打って流れる血管で、全身に栄養分や酸素を運ぶ機能を持つ血管です)から入れて、先端は標的とする臓器(特に多いのは肝臓)を栄養する動脈まで入れる、という点です。「動注リザーバー」は動注化学療法の項目でご説明しました様に、特定の臓器に的を絞って、抗癌剤等の薬剤を用いた治療を集中的に行う場合に使用する特殊な道具です。肝臓がんの場合で説明しますと、TACEが効きにくい場合や何らかの条件でTACEができない患者様に用いる事が多い治療法です。埋め込む時に小さな手術を行いますが、埋め込んでしまえば、以後は「ポート」に相当する道具の部分を針で刺すだけで、標的となっている臓器にのみ強力な治療を加える事ができます。「CVポート」を使った点滴の治療と異なるのは、「動注リザーバー」を用いた動注化学療法は、あくまでも標的とする臓器に的を絞った「局所治療」ですので、「局所」の治療効果は高く副作用も弱い代わりに、標的臓器以外にはあまり効果が無いのに対して、「CVポート」を使った点滴治療では、特定臓器への効果はむしろ弱く、副作用も強く出る反面、全身にまんべんなく薬剤が行き渡る、という点です。

・System-I

 久留米中央病院理事長の板野哲先生が開発された特殊な道具です。基本的には上述の「動注リザーバー」の一種ですが、通常の「動注リザーバー」は標的臓器を栄養する動脈まで留置カテーテルを入れて、「薬剤」の「動注」のみを行う道具であるのに対して、「System-I」の場合は、留置カテーテルは特定の動脈ではなく大動脈の中において置き、「マイクロカテーテル」という細いカテーテルを留置カテーテルに開けた側孔から出して、狙った動脈まで挿入して治療を加える、という道具です。治療内容としては上述のTACE、動注化学療法どちらも施行でき、太ももの付け根からカテーテルを入れる場合と違って、原則として治療後の安静は不要です。また、特に肝臓のIVR治療においては、繰り返し治療を加えている間に、肝動脈以外の動脈(横隔膜や肋骨、副腎の動脈等が多いです)から、元々は存在していなかった細かい枝が新しく発生して、肝臓の腫瘍に栄養を与える様になることがあります。このような新しく発生した本来存在しないはずの枝の事を「側副路」と言います。通常の「動注リザーバー」で動注化学療法を施行している場合、この「側副路」が発生すると治療できない領域ができてしまう事になり治療効果が落ちてしまいますので、太ももの付け根からカテーテルを入れて、この「側副路」を塞ぐ、という追加の治療が必要となります。これを「血流改変術」と言います。しかし、このSystem-Iであれば、「側副路」にマイクロカテーテルが入りさえすれば、わざわざ太ももの付け根を刺さなくても「血流改変術」を加えた上で治療を継続する事もできます。現在、当院では特に進行した肝臓がんの患者様に対して、「短期間」での「繰り返し」治療(TACE/動注化学療法の両者あり)を施行する場合に、このSystem-Iを用いています。狙いとしては、1回の治療辺りの患者様の副作用を可能な限り弱く抑え、その代わりに短期間で治療を繰り返す事で、進行した肝臓がんを無理なく治療していく事、と位置付けています。尚、一般的なカテーテル治療、動注リザーバーと比較した表を以下に添付致しますのでご参考にしてください。

 

選択的TACE

(3時間以上の)持続動注

血流改変

術後の安静

一般的カテーテル治療

×

必須

動注リザーバー

×

×

不要

System-I


(血管の形による)

原則不要

○ステントグラフト内挿術

・これも近年盛んに行われるようになってきた治療法の一つです。当科が携わっているものとしては、主に腹部の大動脈瘤(血管のコブ)の患者様に対しての治療で、血管外科の先生方と共同で行っています。ステントグラフトという道具は、針金でできた筒状の構造に人工血管を張り付けたもので、これを動脈瘤の中に、その入口から出口までを橋渡しするように挿入して、動脈瘤の膨れ上がった部分(血管の壁)に血液が流れないようにして、血圧がかからないようにする治療法です。多くの場合、翌日には立って歩く事ができますので、手術でおなかを開く場合と比べて、患者様の体への負担が小さいのが特徴です。

 この様に、IVRは多くの利点がある優れた治療法ですが、全ての患者様に施行できる訳では無く、その適応には基準と限界があります。また、すべての医療行為には一定の危険があり、IVRは低侵襲ではありますが、全く危険を伴わない訳ではありません。私たちIVRに携わる医師は、常に危険を避けるために最大限の注意と努力を払いながら治療に当たらせて頂いております。

全国IVR症例登録事業参加について

当院では、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも、万全の体制で取り組んでいます。

日本IVR学会(事務局:〒355-0063 埼玉県東松山市元宿1丁目9番4号 FAX:0493-35-4236)では、本学会に参加する施設で行ったIVR診療(血管塞栓術、血管拡張術など)の情報を登録し、IVR診療の状況を把握し、各種疾患の診断治療の向上に役立てる取り組みをIVR学会症例登録として実施しております。この事業は、現在の我が国のIVR診療の現状を浮き彫りにし、基礎と臨床の種々の研究にも貢献するものと考えられます。

当院は、上記の日本IVR学会による全国症例登録の趣旨に賛同し、登録事業に積極的に協力してまいります。当院でIVR診療を行ないました患者さんについては、個人情報を削除した後、診療内容をIVR学会事務局に届出いたします。但し、非同意の意思表示がなされた場合には届出を致しません。また、後に非同意や登録の削除を申し出られました場合にも登録を削除致します。ご不明な点などありましたら、診療科の担当医までお気軽にお尋ねください。

診療実績

(対象期間:4月1日~3月31日)

  2017年度
血管系IVR
164件
CVポート留置術 60件
動脈塞栓術(腫瘍系) 34件
動脈塞栓術(非腫瘍系) 34件
静脈サンプリング 8件
血栓除去術 1件
システム抜去術 5件
動注カテーテル留置術 4件
バルーンカテーテル留置術 1件
腹部ステントグラフト挿入術(EVRA/血管外科と共同施行) 17件
非血管系IVR
3件
Ba充填療法 1件
経皮的生検 1件
経皮的ドレーン留置術 1件
合  計 167件

放射線治療科

放射線治療は手術、薬物療法とともにがん治療の中で重要な役割を果たしており、がんの治癒や増殖の抑制、痛みの緩和などが期待できます。また、比較的副作用が少ないため、年齢や体力面から手術や薬物療法が難しい方も安心して受けることができます。
治療部位や病状によっては通院での治療も可能であり、仕事を継続しながらなど、生活スタイルに合わせた治療が可能な場合もあります。もしわからないことがありましたら、遠慮せずご相談ください。

当院では、2台の放射線治療装置を導入しております。これらを使い分け、一人ひとりの病状に合わせて最適な治療を行っています。

Accuray社製Radixact(トモセラピー)

トモセラピーは内蔵されたCTを使って、毎回の治療直前にCT画像を撮影します。この画像を用いて腫瘍および正常臓器の位置を確認し、正確に放射線を照射します。
また、複雑な形の腫瘍に対しても、放射線の形状、強度を変化させつつ、360度の方向から照射することにより、放射線を腫瘍に集中させ、正常臓器にはできるだけ照射しないことが可能となります。
当院のトモセラピー装置Accuray社製Radixactには動体追尾機能が搭載されており、肺や肝臓などの呼吸で動いてしまう腫瘍に対しても、高精度に治療することが可能です。
Radixact

Varian社製iX(リニアック)

この装置は高エネルギーX線と電子線を発生させることが可能であり、疾患に応じて放射線の種類を使い分けて治療を行います。
また、X線撮影による照射位置照合装置が搭載されており、治療を行う直前にX線画像やCT画像を撮影し、照射位置を確認してから治療を行う画像誘導放射線治療が可能です。また、この機能を利用して小さな腫瘍に多方向から集中して高線量を照射する定位放射線治療も行っています。
ix

放射線治療の流れ

1. 診察

放射線治療専門医師が診察を行い、病状や希望をお聞きした上で、最適な治療方法を提案させていただき、起こりえる副作用についても説明させていただきます。
ご不明な点は治療開始後および終了後も含め、いつでも担当医師にお聞きください。

2. 看護師オリエンテーション

放射線治療科の看護師より、治療スケジュール、治療期間の日常生活上の注意点、前処置が必要な治療に関しては前処置の概要について説明をさせていただきます。放射線治療に関してや、治療開始後の生活など、不安なこと等あればご相談ください。

3. 治療計画用CT撮影

実際の治療時と同様の体位で治療計画用のCT撮影を行います。この際に治療する部位によっては、体動を抑制するための固定具を作成させていただきます。また、体の位置を合わせるための目印(シール)を体に貼らせていただき、このときの体位を実際の治療時に再現できるように、カメラで写真を撮らせていただきます。

4. 治療計画

撮影した治療計画用のCT画像を使用し、放射線治療専門医師、医学物理士がどの部位にどのくらいの放射線量をどのように照射するかを、コンピュータを使い計画を立てます。

5. 放射線治療開始

放射線治療の治療日数は、数日で終了する場合から5週間程度かかる場合まで疾患の種類や治療方法により様々です。一回の治療にかかる時間は、通常の治療であれば10~20分程度で終了しますが、定位放射線治療や動体追尾照射では30分~60分程度の時間が必要となります。
治療開始後1週間に1回、放射線治療専門医師の診察があります。また、看護師、放射線技師が毎回状態を確認させて頂きますので、気になる症状や不安なこと等ございましたらご相談ください。

※治療開始までは病状にもよりますが、最初の診察からおおよそ1~2週間程度かかります。

治療実績

(1)悪性腫瘍の体外照射

高エネルギーX線治療と電子線治療が行えます。画像誘導治療も標準的に行われており、一体型のX線撮影装置を使ったコーンビームCTで高精度な治療が行われています。
(令和4年度 新患登録数354例)

(2)中枢神経定位放射線治療

脳転移や良性頭蓋内疾患に対して可塑性シェルを使用した脳定位治療が可能です。
(令和4年度 施行数81例)

(3)体幹部定位放射線治療

早期肺癌や肝臓癌に対して体幹部固定シェルを使用した定位放射線治療が可能です。
(令和4年度 施行数33例)

(4)アイソトープ内用療法

去勢抵抗性前立腺癌の骨転移に対する塩化ラジウム内用療法、甲状腺機能亢進症に対するヨウ素内用療法

 主な治療装置

  • 放射線治療装置 2台
  • 治療計画装置 5台
  • 治療計画専用CT 1台

放射線治療で受診するにあたってのお願い

受診希望のかたは当該科に紹介していただく場合も放射線科直接受診の場合も予約が必要です。病診連携室へお問い合わせください。 →病診連携室へ

医師紹介

氏名 職位 専門領域 認定資格等
伊藤 猛
(昭和61年卒)
部長 放射線治療 日本医学放射線学会認定放射線治療専門医・指導医
日本核医学会PET核医学認定医
島影 尚弘
(昭和61年卒)
部長

放射線治療
乳腺担当

乳腺外科

日本外科学会専門医・指導医
日本乳癌学会乳腺専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
谷 由子
(平成3年卒)
部長 画像診断 日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
日本核医学会PET核医学認定医
高木 聡
(平成8年卒)
部長 画像診断
IVR
日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医
日本IVR学会IVR専門医
小川 玲
(平成22年卒)
副部長 画像診断 日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
湊 恒二郎
(平成27年卒)
副部長 画像診断
IVR
日本医学放射線学会放射線診断専門医
肺がんCT検診認定機構認定医

外来担当医表


 

印が休診日、印が午前のみ診療です。

             
             
             
             
             
             
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