感染管理室のご案内
長岡赤十字病院では、患者さんと職員の安全を守るため、院内感染対策に力を入れています。感染管理室を中心に、科学的根拠に基づいた感染予防と早期対応を実践しています。全職員が標準予防策(すべての患者さんに共通して行う感染予防の基本)を徹底して日々の業務に取り組んでいます。
院内感染対策の基本方針
感染管理室では日本赤十字社の指針に基づき、以下の方針のもと感染対策を推進しています。
- 組織として感染対策に取り組むこと
- 職員が感染対策に取り組める環境を整備すること
- 地域の医療機関と連携すること
- 赤十字ネットワークを活用し、院内外や国内外における感染対策に取り組むこと
感染対策の体制
当院は厚生労働省が定める「感染対策向上加算1」届出医療機関として、地域の中核病院の役割を担っています。院内感染予防のため、以下の組織が連携し活動を行っています。
◆感染管理室
◆感染対策チーム(ICT)
◆抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
※掲載内容は、2026年2月26日現在のものです
業務内容
(1)感染の発生状況の調査
院内での感染の発生状況や、薬が効きにくい細菌(薬剤耐性菌)の状況を定期的に確認し、感染対策に生かしています。
(2)環境ラウンド
感染対策の実施状況を確認するため、入院棟は月1回、外来診療部門は2か月に1回、巡回を行い、環境整備・手指衛生・感染対策の実施状況を確認しています。
(3)薬剤耐性菌への対応
検査部門の情報をもとに、週1回「感染症情報(週報)」を全部署に共有しています。必要に応じ、ICTが現場調査や介入を行い、感染拡大の防止に努めています。ASTと連携し、必要な時にだけ、適切な種類・量の抗菌薬を使うことで、新しい薬剤耐性菌を生み出さない取り組みを行っています 。
(4)マニュアル整備と教育
感染対策の手順書(院内感染対策マニュアル)を整え、全職員を対象とした研修(年2回以上)や、新しい職員への教育を継続して行っています 。すべての研修・学習会は記録を残し、継続的な教育に活用しています。
このほか、感染管理室では、感染症が発生した際の対応や、職員の安全を守るための支援、感染対策に関する相談への対応など、院内外の関係機関と連携しながら、幅広い業務を行っています。
※掲載内容は、2026年2月26日現在のものです
メンバー構成
感染管理室
室 長 西堀 武明 (感染症科部長/院内感染対策委員会委員長)
川上 朱美 (看護師長/院内感染管理者)
岡田 香織 (看護師)
伊藤 義明 (医療安全・感染管理課長)
水品 直子 (主事)
ICT・AST 構成員
医 師 4名 (専任1名)
薬 剤 部 3名 (専任1名)
看 護 部 4名 (専従1名、専任1名)
検査部門 3名 (専任1名)
事 務 部 2名 (専任2名)
資格状況
- 感染症専門医 1名
- インフェクションコントロールドクター(ICD) 2名
- 感染管理認定看護師 4名
- 感染制御専門薬剤師 1名
- 感染制御認定薬剤師 1名
- 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
- 感染制御認定臨床微生物検査技師 2名
※掲載内容は、2026年2月26日現在のものです
感染対策に関するご相談を承っています(医療機関・施設対象)
当院は、厚生労働省が定める「感染対策向上加算1」届出医療機関として、地域の感染対策を支援する役割を担っています。当院では、地域の医療機関・施設からの感染対策に関するご相談を承っております。
相談できる内容
- 標準予防策・経路別予防策
- 個人防護具の使用方法
- 環境整備(清掃・消毒方法を含む)
- 看護ケアや医療処置における感染対策
- 職業感染対策(針刺し・切創、曝露時対応など)
- 抗菌薬の適正使用
- 検査方法や耐性菌の判定
- サーベイランスや感染管理教育
- その他感染対策に関すること
相談方法
<施設別の連絡方法>
当院の代表窓口へ、直接ご連絡ください。緊急時は電話にてご連絡をお願いいたします。
<平時>
平時は、メールでのご連絡をお願いします。
メールアドレス: kansen@nagaoka.jrc.or.jp
相談テンプテートをダウンロードいただけます。ご活用ください。
<緊急時>
緊急時は、お電話でご連絡ください。
◆電話(代表):0258-28-3600
◆受付時間:平日 8:30~17:00
※「ICT(感染対策チーム)担当者」をお呼び出しください。
<注意事項・お願い>
相談範囲について:
感染対策以外のご相談にはお答えできかねます。
回答時期について:
現在、多数のご相談をいただいており、回答までに2か月程度お時間を要する場合がございます。あらかじめご了承ください。
有事(新興感染症・アウトブレイク時)の対応
当院と連携している加算2・3施設や診療所は、薬剤耐性菌のアウトブレイクや新興感染症発生時は、厚生労働省のガイダンスに基づき、当院に連絡をお願いいたします。
特に以下の場合は、当院(必要時は保健所)へ相談をお願いします。
- CRE、MDRA、MDRP、VREが検出された場合
- ESBL産生菌、MRSA、クロストリディオイデス・ディフィシルが通常より多く検出された場合
※掲載内容は、2026年2月26日現在のものです



