外来を受診される方
入院・お見舞いの方
医療関係者の方
採用情報関係 
病院紹介
地域医療連携
がん診療連携拠点病院
診療科・部門案内
アクセス
お問い合わせ
日本語
English
簡体中文

外科・消化器外科・乳腺外科

概要

外科領域全般において、患者さん個々人にとって最良の医療を提供しています。
当院は「地域がん診療連携拠点病院」に指定されており、中越地域のみならず魚沼地域や県央地域の高度な外科医療を要するがん患者さんの治療を行っています。がん診療においては各種診療ガイドライン等を基に、患者さん一人ひとりの背景を考慮しながら最適な治療法を選択しています。
また当院は、重症外傷、心筋梗塞や脳卒中などの生命に関わる重篤な救急患者に対して24時間体制で高度な医療を総合的に提供する「救命救急センタ−」の役割を担っておりますので、外傷や腹膜炎で一刻も早い手術治療が必要な重症患者さんの緊急手術を行っております。

特色・方針

✓ 初診日から手術までが早いこと
悪性疾患(“がん”等)で手術が必要な方は、可能な限り早期に手術を行います。通常、初診から手術まで3週間以内を目標にしています。しかしながら患者さんの安全を第一に考えておりますので、身体的条件が整ってからの手術をお勧めすることもあります。術前検査で他疾患が発見された場合は、該当疾患の専門医と連携をとりながら最適な治療法を相談させていただきます。

✓ あきらめない“がん”治療(集学的治療)
他院での手術治療が困難な食道がんや膵臓がん、また高度に進行した胃がんや大腸がん(結腸がん、直腸がん)に対して、抗がん剤治療や放射線治療も併用する積極的な治療を提供しています。

✓ 低侵襲手術の追求
患者さんの身体的負担を軽減するために、ロボット支援手術、腹腔鏡手術といった低侵襲手術を行っています。

✓ 手術の先にある、患者さんの生活まで考えた医療を
病気や手術の種類によっては、治療後の身体機能や生活に変化が生じることがあります。手術を受けた後、患者さんがどのような生活を送りたいのか、私たちは、こうした術後の生活の質(QOL:Quality of Life)を大切にしながら、一人ひとりの患者さんに適した治療を考えて提案させていただきます。「治療を行う」だけではなく、「治療後をどう生活していくか」まで考えることが、私たちの目指す外科医療です。

✓ 緊急手術対応
当院では24時間体制で、交通外傷や転落外傷、消化管穿孔や腸閉塞症に対する手術を行っています。

✓ 高齢者、手術困難
他院では治療が困難な循環器や呼吸器疾患をお持ちの患者さんや高齢の患者さんに対しても、各科専門医と共に患者さんの身体状況を正確に評価して、積極的な治療を行っています。

認定施設

当院は、専門医を育成するために、外科領域に関して以下の各種学会認定施設となっています。

  • 日本外科学会認定外科専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会認定消化器外科専門医修練施設
  • 日本乳癌学会認定施設
  • 日本大腸肛門病学会認定施設
  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本胃癌学会認定施設B
  • 日本肝胆膵外科学会認定高度技能専門医修練施設B
  • 日本腹部救急医学会認定医・教育医制度認定施設

主な取り扱い疾患

消化器・一般外科・腹部救急疾患 乳腺
食道がん 食道胃接合部がん 胃がん 乳がん
胃粘膜下腫瘍 肝がん(原発・転移) 胆嚢がん 乳腺良性腫瘍
胆管・乳頭部がん 膵臓がん 胆嚢炎・胆石症 乳がん検診要精査
小腸がん・腫瘍 結腸がん・虫垂がん 直腸がん 乳腺炎
肛門疾患 潰瘍性大腸炎 クローン病  
鼡径部ヘルニア 腹壁(瘢痕)ヘルニア 虫垂炎・憩室炎  
消化管穿孔・腹膜炎 消化管出血 外傷性腹腔内臓器損傷  

手術実績

対象期間:2025年1月1日~12月31日
切除症例のみで、試験開腹術や審査腹腔鏡は含まれていません。

  総数 内訳
ロボット 腹腔鏡 開腹
食道がん 13 13    
食道胃接合部がん 7 3 1 3
胃がん 43 25 7 11
胃その他悪性腫瘍 5   4 1
原発性肝がん 10   10  
転移性肝がん 14   7 7
胆道がん 11   2 9
   肝門部領域胆管がん 3     3
   遠位側胆管がん 6     6
   胆嚢がん 2   2  
   十二指腸乳頭部がん 0      
膵臓がん 20   3 17
膵臓その他悪性 5   2 3
   膵全摘 3     3
   膵頭十二指腸切除 23     23
   膵体尾部切除 6   5 1
十二指腸がん 3   2 1
小腸がん 3     3
小腸その他悪性 4   1 3 
結腸がん(虫垂がん含む)切除 85   68 17
直腸がん(肛門がん含む)切除 50 36 9 5
大腸その他悪性 8 2 5 1
虫垂炎 30   26 4
乳がん 1側 58      
乳がん 両側 2      
後腹膜悪性腫瘍 6     6
消化管穿孔・出血 24   2 22
外傷 5     5
腹壁瘢痕ヘルニア 10      
食道裂孔ヘルニア 3      
腸閉塞症 50      
鼡径部ヘルニア 1側 59   7  
鼡径部ヘルニア 両側 5   4  
胆嚢炎・胆嚢結石・良性胆嚢ポリープ・合流異常 48   43 5
胆管結石 3     3

診療内容

乳がん

乳がんは近年、急速に増加しているがんで、女性では罹患数(乳がんにかかる人の数)は第1位、女性のがん死亡原因の第4位です。
当院は日本乳癌学会認定施設に認定されており、日本乳癌学会によってその診療の質を担保する診療施設となっています。
乳房を多方向から撮影し断面画像として観察できるトモシンセシス・マンモグラフィーを導入しており、診断の難しい早期乳がんも乳腺の重なりを分けて確認することで、病変をより詳しく評価することができます。
治療は、病期や乳がんの性質に応じて、手術、薬物療法、放射線療法を組み合わせた治療を行っています。手術では、がんの大きさや位置、乳房の状態に応じて乳房部分切除または乳房全摘術を選択し、センチネルリンパ節生検、もしくは腋下リンパ節郭清を行います。乳房再建についても、形成外科と連携して対応しています。

食道がん

進行度に応じて手術、抗がん剤治療、放射線治療の最適な組み合わせを考えて治療を行っています。手術は頚・胸・腹部からの操作が必要となる大手術ですので、ロボット支援下、または胸腔鏡を用いた体に優しい手術を行っています。

食道胃接合部がん

近年、増加傾向にある、食道と胃のつなぎ目にできるがんです。進行度や食道・胃への広がりに応じて、手術と抗がん剤治療を組み合わせた治療を行っています。手術では、がんの位置や伸展範囲に応じて食道と胃の切除範囲を決定し、ロボット支援下または腹腔鏡・胸腔鏡を用いた低侵襲手術を行っています。進行例では手術前後の抗がん剤治療を組み合わせることもあります。

胃がん

進行度に応じて、手術と抗がん剤治療の最適な組み合わせを選択しています。腹膜播種(おなかの中全体にがん細胞が広がっている状態)が多いため、おなかの中を観察する目的の審査腹腔鏡も併用します。
がんの位置により切除する部位に応じて、幽門側胃切除、噴門側胃切除、胃全摘、下部食道・噴門側切除もしくは胃全摘が選択されます。ロボット支援下、腹腔鏡下に手術を行っておりますが、高度進行胃がんの場合は開腹手術をお勧めすることもあります。

肝細胞がん・転移性肝がん

肝臓の状態、がんの大きさ・個数・位置、転移の有無を総合的に評価して、手術、抗がん剤治療、局所療法などから適切な治療法を選択しています。
手術では可能なかぎり正常な肝臓を温存することを重視して切除範囲を蹴ってしています。転移性肝がんでは、とくに大腸がんが原発であった場合は、切除可能な場合には積極的な肝切除を検討しています。がんの位置により、腹腔鏡下、ロボット支援下、もしくは開腹手術を選択しています。

膵臓がん・胆道がん

多くのがんの中でも性質が悪いタイプのがんです。膵臓がんでは原則、手術前に抗がん剤治療を行っています。治癒を求める場合に大手術が必要となることがほとんどで、患者さんの身体的負担も大きいため、どのような治療を行うか患者さんやそのご家族と十分に相談して、治療法を決定しています。
当科では、日本肝胆膵外科学会の高度技能指導医がその治療を担当しています。

胆石症・胆嚢炎

原則、腹腔鏡下手術を行っていますが、癒着が高度であったりする場合は安全性を優先して開腹することもあります。

結腸がん

近年増加傾向にあるがんです。手術では、がんを含む結腸と周囲のリンパ節を切除し、可能な限り腸管をつなぐ手術を行います。可能な限りロボット支援下手術や腹腔鏡下手術による、患者さんの負担を軽減する低侵襲手術に取り組んでいます。

直腸がん

がんの進行度や位置に応じて、手術、抗がん剤治療、放射線治療を組み合わせた治療を行っており、手術前に抗がん剤治療や放射線治療を行い、治療効果を高めてから手術を行うこともあります。手術では可能な限り肛門を温存することを目指していますが、手術後の排便機能低下や再発の可能性を患者さんと相談して治療選択を行っています。直腸癌は、原則、ロボット支援下手術を行っています。

虫垂炎

症状や炎症の程度に応じて、抗菌薬による保存的治療、または手術を選択しています。膿瘍(膿だまり)形成など高度な炎症を伴う場合には、まず抗菌薬で炎症を抑えた後に、時期をあらためて手術を行うこともあります。手術は、腹腔鏡を用いた虫垂切除を基本としています。

ヘルニア

症状やヘルニアの大きさ、患者さんの全身状態に応じて治療方針を決定しています。手術は弱くなった腹壁を縫い寄せたり、人工補強材(メッシュ)で補強してヘルニア修復を行っています。鼠径ヘルニアでは、体表から補強する前方アプローチや腹腔鏡下手術を、腹壁瘢痕ヘルニアでは、ヘルニアの大きさや位置に応じて腹腔鏡下または開腹による修復術を行います。

医師紹介

氏名 職位 専門領域 認定資格等
谷 達夫
(平成3年卒)

副院長

消化器外科
部長

消化器・
一般外科
日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡外科技術認定医
日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医・指導医
日本腹部救急医学会認定腹部救急認定医・教育医
日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医
日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会認定臨床遺伝専門医
日本遺伝性腫瘍学会認定遺伝性腫瘍専門医
皆川 昌広
(平成6年卒)
副院長

消化器外科
部長

消化器・
一般外科
日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本肝胆膵外科学会認定肝胆膵外科高度技能指導医
日本腹部救急医学会認定腹部救急認定医
日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医
内藤 哲也
(平成9年卒)
部長 消化器
一般外科
日本外科学会認定専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡外科技術認定医
日本食道学会認定食道科認定医
日本栄養治療学会認定臨床栄養代謝認定医
田島 陽介
(平成17年卒)
部長   日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡外科技術認定医(消化器・一般外科)・ロボット支援手術プロクター(大腸)
日本がん治療認定医機構認定がん治療認定医
日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医
日本消化器病学会認定消化器病専門医
日本消化管学会認定胃腸科専門医・指導医
日本人類遺伝学会/日本遺伝カウンセリング学会認定臨床遺伝専門医
日本遺伝性腫瘍学会認定遺伝性腫瘍専門医
臼井 賢司
(平成21年卒)
部長   日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡手術技術認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡外科技術認定医(消化器・一般外科)・ロボット支援手術プロクター(胃)
日本がん治療認定医機構認定がん治療認定医
日本食道学会認定食道科認定医
日本腹部救急医学会認定腹部救急認定医
日本消化器病学会認定消化器病専門医
庭野 稔之
(平成21年卒)
副部長 乳腺 日本外科学会認定外科専門医
日本乳癌学会認定乳腺専門医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定責任医師
水戸 正人
(平成25年卒)
副部長   日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡手術技術認定医
日本消化器病学会認定消化器病専門医
山井 大介
(平成28年卒)
副部長   日本専門医機構認定外科専門医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定内視鏡手術技術認定医
植木 宏登
(平成31年卒)
副部長   日本専門医機構認定外科専門医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・消化器がん外科治療認定医
三輪 矢真人
(平成31年卒)
副部長   日本専門医機構認定外科専門医
日本消化器外科学会認定専門医・消化器がん外科治療認定医
内田 遥
(平成31年卒)
副部長 乳腺 日本専門医機構認定外科専門医
日本乳癌学会認定乳腺専門医
日本がん治療認定医機構認定がん治療認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構認定検診マンモグラフィ読影認定医・乳がん検診超音波検査実施・判定医師
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定責任医師

外来担当医表


受診方法

かかりつけ医からご紹介いただく完全予約制です。
かかりつけの先生に紹介状を記載してもらいます。

鏡視下手術(腹腔鏡下手術)

鏡視下手術には、腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術、ロボット支援下手術などがあります。ここでは腹腔鏡下手術について説明します。
腹腔鏡手術は、おなかにポートを留置、二酸化炭素でおなかを膨らませ、細いカメラを挿入してテレビ画面を見ながら細い鉗子等で剥離、切離、止血などの手術操作を行います。切除した臓器を取り出すために4〜6cm程度の切開をおきます。
当科では日本内視鏡外科学会の技術認定医が多数在籍しており、責任をもって手術を担当させていただいています。
腹腔鏡下手術のメリット、デメリットについては、手術支援ロボットの項をご参考ください。


単孔式腹腔鏡下手術後の腹部写真

手術支援ロボット

当院では、2022年12月から手術支援ロボットDa Vinci Xiを利用した手術を開始しました。新潟県内では新潟市民病院、新潟大学医歯学総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院についで4病院目となります。手術支援ロボットによる手術は、三次元の広くて精細な画像を見ながら、手振れ防止機能やモーションスケール機能※により、細かい作業や狭い空間での繊細な操作が必要な場合に、より精密で正確な操作が可能になります。出血量が少なく回復が早いという利点があります。

※モーションスケール機能:
動かした手の幅を縮小して伝える機能、3対1に設定すると術者が3cm動かすと鉗子は1cm動く仕組み

  メリット デメリット
患者さんにとって 傷が小さい
出血量が少ない
緊急時の対応がしにくい
鏡視下手術特有の合併症
外科医にとって 出血量が少ない
視野が広い
機器の自由度が高く、精緻な操作が可能
深く狭いところでの縫合が容易
機器の維持コストが非常に高価
手術時間が開腹手術より長くかかることがある
触感が開腹手術と同じではない
技術習得に時間を要する

主な対象疾患:

食道がん、胃がん、大腸がん(結腸がん、直腸がん)、膵臓がん

医療関係者の方

採用情報関係 

ページトップへ

Copyright © 2026. Nagaoka Red Cross Hospital. All Rights Reserved.