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図書室FAQ 2020-08-24改訂 |
図書室に関してよく寄せられる質問を、関連する項目ごとにご案内します
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■図書室資料について
Q: 図書室に探している本があるか調べたいのですが A: 1999年ごろまでに受け入れた図書に関してはカード式目録がカウンターにあります。その後の分は図書室業務用のコンピュータに、データベースとして登録してあります。 Q: 『書架(しょか)』とはなんですか? A: 書架とはいわゆる本棚のことです。当室には固定式のスチール書架と手動式集密書架があります。 Q: 図書室に雑誌が多いのはどうしてですか? A: 医学領域の情報は速報性が要求されます。そのため学術情報の流通は、出版までに時間のかかる図書よりも、雑誌で行われています。さらに冊子体の雑誌から電子ジャーナルへ主役が移りつつあり、そのスピードはさらに加速しています。 また図書は、ある時点で評価が定まった内容をまとめたものです。ただしこれらは図書になり刊行された時点ですでに、ある程度の時間を経ています。 雑誌の速報性と図書の網羅性、それぞれの特性を理解して利用することをおすすめします。 Q: 読みたい論文が図書室にあるかどうか調べることができますか? A: 医中誌WebやPubMedには当院所蔵/電子ジャーナル利用状況を赤十字リンクリゾルバアイコンを参照することで確認することができます。所蔵雑誌については所蔵雑誌目録も合わせてご覧ください。 赤十字リンクリゾルバアイコン: Q: 所蔵しているはずの雑誌が書架にありません。 A: 閲覧・コピー、貸出等で利用されている場合があります。貸出中であれば、予約ができますので司書にお申し出ください。 Q: 図書室で所蔵していない文献を入手できますか? A1: ほかの病院図書室・大学図書館などからコピーを取寄せたり、本の現物貸出を受けたりすることができます。 A2: 直接所蔵している図書館へ閲覧に行くことができます。 A3: 電子ジャーナルが無料で公開されている雑誌もあります。 Q: 六法全書などの法律関係の書籍はありますか? A: 残念ながら六法全書は所蔵しておりません。医療・建築関係の法律は事務室においてあります。総務課、管財課などにお問い合わせください。 また、現在ではインターネットで法律を参照することが可能です。総務省によるe-Gov法令検索(e-LAWSの法令データ)/*利用案内 をご利用ください。ここでは法令用語や法令索引からの検索ができます。無料で利用でき、登録手続も必要ありません。 Q: OPACとはなんですか? A: OPACとはOnline Public Access Catalogの略で、オーパックまたはオパックと発音します。インターネットなどのネットワークを介して検索ができる、図書館の蔵書目録のことを指す名称です。当図書室のOPACは未整備ですが、利用案内 > 文献検索でいくつかの県内図書館OPACを紹介しています。 |
■PubMedについて Q: 長岡赤十字病院の所蔵状況を確認するためには? A1: 当院の所蔵状況を確認するためには専用URLからPubMedにアクセスする必要があります。 図書室ホームページからのリンクはすべて専用URLに設定しています。このURL自体はどこからでもアクセス可能です。 ただし電子ジャーナルへのアクセスは、院内LANに接続したコンピュータでないと利用できないもの、無料で誰でも利用できるものがあります。電子Journalページ(院内限定)でご確認ください。
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Q: 電子ジャーナルのフルテキストは見られますか? A: 現在はほぼ全ての雑誌がIPアドレス認証です。そのためログインを求められる場合は、残念ながら契約外の電子ジャーナルである場合が多いと思われます。 なお、多くの出版社では、電子ジャーナルを論文単位で購入できるPay-Per-Viewサービスを提供しています。電子媒体で入手することで短時間で高画質の論文を得られる利点がありますが、概して購入価格は高額です。支払は購入者がクレジットカードで行います。 論文複写物を入手する方法としては、図書室を通じた文献複写も可能ですのでご利用ください。費用は申込者の実費負担ですが、ほとんどの場合Pay-Per-Viewサービスより安価に入手可能です。 A: PubMedから電子ジャーナルへのリンクデータを赤十字リンクリゾルバで確認できます。すべての文献には赤十字共通のリンクリゾルバアイコンが表示されます。 リンクリゾルバは様々な種類の情報源へリンクで結ぶツールです。このリンクリゾルバは日本赤十字社で契約し、全国の赤十字医療施設で利用しています。 そのため、当院の契約電子ジャーナルや所蔵目録だけではなく、全国の赤十字施設の情報が反映されています。したがって、表示された契約電子ジャーナルや所蔵目録データ内に『長岡』とあるかどうか確認が必要です。 また、リンクリゾルバの機能として、パソコン上から文献複写依頼をすることができます。書誌事項が自動入力されるため大変便利です。ただ複数件をまとめて処理することができません。1件ずつの処理が必要です。 この文献複写依頼は所属医療機関(当院は『長岡赤十字病院』)にしか申し込むことはできません。製品の仕様上、当院以外にも申込メールを送付可能であるため注意が必要です。他施設の所蔵資料への文献複写申込は当図書室へお申し込みください。
図1 リンクリゾルバ画面 電子ジャーナルページ(院内限定)のリストからジャーナルサイトで目次を参照することもできます。その他にも外国文献電子ジャーナルパッケージであるMEDLINE Completeに収載されている約2,200誌、CINAHL with Full Textに収載されている約600誌、Springer Hospital Editionに収載されている約300誌の文献も閲覧が可能です。
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■医中誌webについて Q: 当院の所蔵状況を確認するためには? A: 検索結果には当院所蔵や電子ジャーナル利用可能等を示すアイコンが表示されます。また、『本文あり』『冊子体所蔵』タブもご利用いただけます。 医中誌webの検索結果には下図の長岡赤十字病院専用アイコンが表示されます。冊子体の所蔵や電子ジャーナルにアクセスできるかどうか一目でわかるため大変便利な機能です。その他にも、すべての文献には赤十字共通のリンクリゾルバアイコンが表示されます。リンクリゾルバについては上部記事をご参照ください。 長岡赤十字病院冊子体所蔵: 長岡赤十字病院電子ジャーナル契約+Free Full Text: 赤十字リンクリゾルバアイコン: ■参考資料 Q: 参考資料とはなんですか? A: 参考資料はレファレンスブックス(Reference Books)とも呼ばれる、いわば『調べるための本』です。 Q: 英文診断書の書き方を教えてください A: 英文診断書の書き方については『実例による英文診断書・医療書類の書き方』(請求記号:WX/173/145)、『臨床英文の正しい書き方』(請求記号:WX/173/146)をご利用ください。その他インターネットでも情報を得られます。 Q: 疾病統計、患者数などの統計類はどこにありますか? A: 厚生労働省の統計を含む資料は政府統計一覧で閲覧できます。 当院の年報・病歴統計は寄贈雑誌架5(K-5)にあります。その他、インターネットで公開されているもの、出版物で公表されているものなど、統計類は様々な媒体があります。統計資料をお探しの方はご相談ください。 厚生労働省の白書・年次報告書、統計調査結果等へのリンクはこちらから 日本の統計(政府統計の調査結果)が検索および閲覧できるサイトはこちらから Q: 辞書・辞典はありますか? A: よく使われるものはカウンターにあります。その他は図書書架2(T-2)に配架しています。また医学書院の医学大事典 第2版は『今日の診療』イントラネット版で利用できます。院内オーダリング端末からご利用ください。 |
■論文を執筆する時に Q: 投稿規定を入手する方法を教えてください A: 投稿したい雑誌が手元にあれば、巻末ページなどに掲載されています。その他、雑誌や発行元のホームページからプリントやダウンロードできることもあります。 Instructions to Authors in the Health Science (Raymon H. Mulford Library, Medical college of Ohio.) Recommendations for the Conduct, Reporting, Editing, and Publication of Scholarly Work in Medical Journals (日本語版 ; 2017年改訂版 )[株式会社翻訳センター] 国内学術雑誌投稿規定集 [サンメディア] Q: ある雑誌のインパクトファクターを知りたいのですが A: Journal Citation Reports (JCR)に掲載されていますが、当図書室では所蔵しておりません。文献複写と同様に他の所蔵図書館から取り寄せることが可能です。必要な分野などをご相談ください。また、インターネット上で公開している雑誌もありますので、該当ジャーナルのホームページをご確認ください。 Q: 引用文献に掲載するために、雑誌の略誌名を調べたいのですが A: 国内雑誌の場合・・・医学中央雑誌収載誌目録を用います。図書室カウンター脇の参考資料書架にあります。インターネットでも公開されています。医学中央雑誌HP収載誌検索ページ。 外国雑誌の場合・・・PubMedのJournals Databaseで調べることができます。 ※ただし、投稿する雑誌によっては投稿規定に略し方が指定されている場合があります。ご注意ください。 Q: 研究で統計分析を行いたいのですが、統計ソフトはありますか? A: SPSSの利用が可能です。関連図書もありますので、合わせてご活用ください。 Q: DOIとは何ですか? A: DOI:The Digital Object Identifierは、主に学術論文に付与されている恒久的な識別子です。The International DOI Foundationによって運営されています。近年、論文投稿する際の引用文献に、DOIの記載を求められるケースがあるようです。 DOIの調べ方ですが、基本的には論文の開始ページにDOIが記載されています。また、下記のCrossRefのサイトでDOIを調べることができます。 CrossRef Free DOI lookup http://www.crossref.org/guestquery/ また、逆にDOIから書誌事項を調べる時には下記のサイトで調べます。 DOI System http://www.doi.org/ 2016年より、医中誌webにおいてDOIによる検索が可能となっています。ただし、対象となるのは、J-STAGE、MedicalFinder、Crossrefに収録されている論文となります。プルダウンメニューで「DOI」を指定し検索、あるいは書誌確認画面でも検索することが可能です。 |
■研修医のために Q: 臨床研修医に使いやすい資料はありますか? A: 平成16年度から開始された新医師臨床研修制度に関し、図書室では基本となる教科書類の整備を行いました。各分野のコアブックスを図書委員会で検討し、購入・所蔵しています。 その他、『今日の診療』(イントラネット版のみ)、『Uptodate Anywhere』については院内外でも利用が可能です。 ※院外で使用するには事前にアカウントを取得する必要がありますが、簡単に登録できます。
Q: 文献検索の講習会を行っていますか? A: 採用時のオリエンテーションでは文献検索データベースの概略をご案内しています。詳細な検索案内は、実際に文献が必要になったときにお聞きいただいた方がよいと考えます。文献の検索や入手が必要となったときには、まずは図書室にお越しいただき、お気軽にご相談ください。
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■図書室について Q: 司書とはどんな仕事ですか? A: 当図書室には専任の司書(有資格者)が常勤で勤務しています。司書は利用者の皆さんと文献や情報とを結ぶ役割を担います。 司書が行っている仕事は、図書・雑誌などを受入・配架したりという管理業務、文献検索や文献の取り寄せ、レファレンスサービスなどのサービス業務などが主となります。 図書・雑誌の所在や探し方がわからないときはどうぞお気軽にお声がけください。なお、所蔵している図書・文献のコピーはセルフコピーでお願いします。図書室で所蔵していない図書・文献は、現物貸出や複写物の取り寄せを行います。詳しくは利用案内ページの”文献複写申込”をご覧ください。 そのほか、どんなことでもお気軽にご相談ください。当図書室で対応できないことでも、対応できる他の部署や機関を紹介することができます。 Q: 図書室のパソコンを文書作成などに使うことはできますか? A: 大変申し訳ありませんが、図書室の利用者用パソコンは4台と限られているため、長時間に渡り席を独占するようなご利用は公用・私用にかかわらずご遠慮ください。利用者用パソコンは文献検索や情報検索のために設置されているものです。ご理解くださいますようお願いいたします。 ただ、他部署や自宅で作成した文書の印刷だけ行いたいという場合は、他の利用者に影響の及ばない範囲で使用可能です。また、病院内のオーダリング端末でもWord, Excel文書の作成・保存ができますし、2階事務室の共用パソコンもご利用いただけます。 Q: コピー機を利用するときの公用・私用の区別を教えてください A: 公用は病院業務・病棟業務・各科検討会などのコピーを指します。私用はその他の文献コピーなどにあたります。私用の場合、給与からの天引きも可能です。または使用複写申請書を窓口会計へ提出し現金でお支払いください。 平成19年5月より医局員の使用複写料金は医局費でまかなうこととなりました。ただし申請書は従来通り記載していただく必要があります。お手数ですが診療科名(臨床研修医は「研修医」と記載)・氏名、利用枚数をご記入ください。
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2020-08-24改訂
2004-08-20作成
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