学校紹介

教育理念・学校長挨拶

教育理念

赤十字における教育理念は、赤十字の基本理念である人道(ヒューマニティー)に基づき、看護の分野において社会の要請に応え得る、豊かな人間性と看護に関する幅広い能力を兼ね備えた看護の実践者を育成することにある。人道は、生命と健康を守り、人間の尊重を確保することを目的とする。その人道に基づく看護教育では、いかなる場面においても人間の生命・尊厳が守られることを基準として活動する看護者の育成に力を注いでいる。

看護は、あらゆる年代の個人、家族、集団、コミュニティを対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、その人らしく生きることができるように支援することを目的としている。近年、医療をめぐる環境の変化は著しく、少子高齢社会、疾病構造の変化、国民の意識の変化、医療技術の進歩などにより、医療に対する国民のニーズは拡大・多様化し、看護者に期待される役割は拡大している。人々の健康上の課題は、複雑な環境要因に影響される。そのため、保健医療福祉活動は、包括的、組織的に取り組まれている。保健医療福祉活動において、看護者は倫理観に基づき、各職種との協働の中で専門性と自律性を発揮し、人々の生活の質の向上に資する的確な看護を提供していくことが求められている。

したがって赤十字における基礎教育終了時には、保健医療福祉システムの中で活動するチームの一員として、また国内外における赤十字活動の要員として、個人を尊重した看護活動ができる基礎能力を有し、将来看護の発展に貢献できる看護実践者の育成をめざすものである。

教育目的

人道(ヒューマニティー)を基盤とする赤十字の思想を涵養し、専門職として看護を実践するために必要な能力を開発する。

学校長挨拶

学校長 川嶋 禎之
学校長 川嶋 禎之

「当校を志望する方へ」

このホームページをご覧いただき、ありがとうございます。学校長の川嶋です。
皆さんは、今、現実を直視しながら進路・進学先に悩まれていることと思います。年長者の経験から、現時点での学力の問題は努力次第で、経済的問題は奨学金やアルバイトで何とかなることが多いので、今はまず、漠然とでも将来の自分のあるべき理想の姿を想像して、10年20年後どういう人になっていたいかを考えるべきではないでしょうか。

もしあなたが、社会に役に立つ仕事を、一生を通じて、そして自分や家族も大切にしながら続けたいと考えるならば、医療関係の職場は一つの選択肢です。その扉を開くための鍵のひとつはここ赤十字の看護学校にあります。周りの方と一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

日本赤十字社は明治23年に看護師養成事業を最初に始めた歴史ある組織です。現在、日本赤十字社は全国で約4,700名の学生に看護師、助産師、保健師の教育を行っており、年間に約1,300名の卒業生を送り出しています。また全国の赤十字病院91施設では赤十字の看護専門学校、短大、大学出身の看護師、約14,000名が勤務しています。

長岡赤十字看護専門学校は県内有数の看護スタッフが充実した長岡赤十字病院で実習が行える、すばらしい環境にあります。卒業後は長岡赤十字病院への就職ということだけでなく、全国、そして国際赤十字の一員として世界で活躍する道が続いています。
「人の役に立ちたい」というハートに翼をつけて飛び立つための準備として3年間、当校で学ばれてはいかがでしょうか。

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