-
-
プレイヤー: RealPlayer G2(無料)
- 各ユーザが「リアルビデオ」を見るために必要です。
- http://www.jp.real.com からフリーでダウンロードできます。
(高機能な RealPlayer PLUS G2 は有料ですのでお間違えなく)
- OS : windows95/98/NT4.0, Mac OS 8.1/8.5
CPU : Pentium-class, 604 PowerPC, 750 PowerPC(G3) のパソコンが必要です。
これ以前の機種では RealPlayer 5.0 が使えますが、RealPlayer "G2" 専用の
ビデオ画像は再生できません。
ウェブブラウザ内で再生するためのプラグインも一緒にインストールされるはずですが、
Windows では、ウェブブラウザではなく、RealPlayerG2自体で「リアルビデオ」ファイルを
を指定しないと、うまくプラグインを認識しないことがありました。
一旦再生できればウェブブラウザでも表示可能になるようです。
-
ビデオカメラ: SONY Handycam CCD-TR205 (Video 8)
- 6倍ズーム、F 1.8、シャッタースピード 1/60〜1/4000
自宅で眠っていた家庭用の8ミリビデオカメラです。
エンコードする段階で画質はかなり落ちますので、ビデオカメラ自体の画質は
重視していなかったのですが、実際には最終的画質に大きく影響しました。
シャッタースピード 1/60秒では花火が滲んでしまい → 737.html
シャッタースピード 1/1000秒では暗すぎました → 819.html
1/250秒程度がちょうど良いようでした。
-
エンコーダ: FMV CIX357 + GV-VCP/PCI + RealProducer G2
- 「リアルビデオ」を作成するために必要です。
- 本体
DOS/V機:Fujitsu FMV CIX357
CPU : K6-2 350MHz, memory : 64MB, OS : Windows 98
サウンド入力は本体内蔵を使用。
ビデオキャプチャカード : IOデータ GV-VCP/PCI を増設。
RealProducer G2 をインストール
- ビデオキャプチャカード
IOデータ GV-VCP/PCI (\11,000 で購入)
最大 640x480、24-bit (RGB24) 取り込みが可能です。
Real 中継にはハードウェアデコード機能がなくて直接データを送り込むタイプの物が必要です。
要は高価なMPEGカードなどではない安価なカードです。
http://www.real.com/devzone/library/stream/vidcard.html に解説とリストがあります。
- ソフトウェア:RealProducer G2
無料で http:/www.jp.real.com からダウンロードできます。
(高機能な RealProducer PLUS G2 は有料です)
- 「リアルビデオ」作成には以下の方法があります。
方法1:コンピュータ用の動画ファイル(AVIやQuickTime)から RealVideo に変換する。
方法2:ビデオテープやビデオカメラからリアルタイムに RealVideo を作成する。
方法3:ビデオカメラなどから生中継(live Web broadcast)する。
Windows の場合、方法2・3には下記の性能が推奨されています。
OS : Windows 95/98/NT 4.x
Processor : Pentium 400 (minimum : Pentium 200)
Memory : 48 MB RAM (minimum : 16 MB RAM)
Sound Card : SoundBlaster AWE 32 (minimum : Any SoundBlaster)
Video Card : Any VFW compatible card
Machintosh では方法1しかできず、生中継には使えません。
リアルタイムに画像・音声を圧縮するのはかなり CPUパワーを要するようです。
中継開始時はエンコード・アップロード・ブラウザでのモニタリングを
1台のパソコンで行ったところ、何度かフリーズして慌てました。
-
サーバ: Linux + Apache
- 「リアルビデオ」をインターネット上に配信するために必要です。
- 当病院のインターネットサーバを使用しました。
DOS/V機:Fujitsu 6450TX2
Red Hat Linux 5.2、Kernel 2.0.36、glib2(libc6)
httpd: Apache 1.3.3-1
- 一般的なサーバソフト(httpd)でも配信可能です。
MIMEタイプの設定が必要です。
Apache/NCSA では
mime.types に以下の記述を追加します。
audio/x-pn-realaudio ra rm ram
audio/x-pn-realaudio-plugin rpm
- 専用の BasicServer G2 をインストールすれば、さらに機能が使えます。
無料で http:/www.jp.real.com からダウンロードできます。
(高機能な BasicServer PLUS G2 は有料です)
生中継(live Web broadcast)には BasicServer G2 が必要です。
Windows95/NT, LINUX, freeBSD, Sun, IRIXなどのOS版各種あります。
同時25ストリーム(同時25接続)まで可能です。
httpd に MIMEタイプの設定をしないとうまく再生できない場合がありました。
サーバには BasicServer-Linux2.0.30用 もインストールしました。
インストーラで自動的にインストールされ、Netscape で設定変更するようになっており、
インストール自体は容易でした。
しかし、当病院ではファイヤウォールを使っており、BasicServer はうまく使えませんでした。
ファイヤウォールの設定は RealNetworks Firewall Support に情報がありますが、準備不足で
残念ながら間に合いませんでした。
-
ネットワーク: OCN エコノミー
- 当病院のインターネット接続は OCN エコノミー です。
- 常時接続、最大 128kb/s。
サーバ(Web, Mail, DNS)も病院内に設置しています。
「リアルビデオ」には通信速度の設定があります。
今回は 34kb/s にしました。
速度を上げればもちろん画質は良くなります。
- Staffs
|