NAGAOKA インターネット中継の結果報告
---戻る--- Nagaoka Red Cross Hospital


今回の中継に使用した機材と設定です。 "RealVideo G2" を使用しました。
RealNetworks のソフトウェアについては 1999.8月現在の情報です。
RealNetworks http:/www.real.com あるいは http://www.jp.real.com(日本語)をご覧ください。

ビデオカメラ エンコーダ LAN サーバ インターネット プレイヤー
-----------
*  プレイヤー: RealPlayer G2(無料)

  • 各ユーザが「リアルビデオ」を見るために必要です。

  • http://www.jp.real.com  からフリーでダウンロードできます。
    (高機能な RealPlayer PLUS G2 は有料ですのでお間違えなく)

  • OS : windows95/98/NT4.0, Mac OS 8.1/8.5
    CPU : Pentium-class, 604 PowerPC, 750 PowerPC(G3) のパソコンが必要です。
    これ以前の機種では RealPlayer 5.0 が使えますが、RealPlayer "G2" 専用の
    ビデオ画像は再生できません。

→ ウェブブラウザ内で再生するためのプラグインも一緒にインストールされるはずですが、
  Windows では、ウェブブラウザではなく、RealPlayerG2自体で「リアルビデオ」ファイルを
  を指定しないと、うまくプラグインを認識しないことがありました。
  一旦再生できればウェブブラウザでも表示可能になるようです。



* ビデオカメラ: SONY Handycam CCD-TR205 (Video 8)

  • 6倍ズーム、F 1.8、シャッタースピード 1/60〜1/4000
    自宅で眠っていた家庭用の8ミリビデオカメラです。

→ エンコードする段階で画質はかなり落ちますので、ビデオカメラ自体の画質は
  重視していなかったのですが、実際には最終的画質に大きく影響しました。

  シャッタースピード 1/60秒では花火が滲んでしまい → 737.html
  シャッタースピード 1/1000秒では暗すぎました  → 819.html
  1/250秒程度がちょうど良いようでした。



* エンコーダ: FMV CIX357 + GV-VCP/PCI + RealProducer G2

  • 「リアルビデオ」を作成するために必要です。

  • 本体
    DOS/V機:Fujitsu FMV CIX357
    CPU : K6-2 350MHz, memory : 64MB, OS : Windows 98
    サウンド入力は本体内蔵を使用。
    ビデオキャプチャカード : IOデータ GV-VCP/PCI を増設。
    RealProducer G2 をインストール
     
  • ビデオキャプチャカード
    IOデータ GV-VCP/PCI (\11,000 で購入)
    最大 640x480、24-bit (RGB24) 取り込みが可能です。

    Real 中継にはハードウェアデコード機能がなくて直接データを送り込むタイプの物が必要です。
    要は高価なMPEGカードなどではない安価なカードです。
    http://www.real.com/devzone/library/stream/vidcard.html に解説とリストがあります。

  • ソフトウェア:RealProducer G2
    無料で http:/www.jp.real.com からダウンロードできます。
    (高機能な RealProducer PLUS G2 は有料です)

  • 「リアルビデオ」作成には以下の方法があります。
    方法1:コンピュータ用の動画ファイル(AVIやQuickTime)から RealVideo に変換する。
    方法2:ビデオテープやビデオカメラからリアルタイムに RealVideo を作成する。
    方法3:ビデオカメラなどから生中継(live Web broadcast)する。

     Windows の場合、方法2・3には下記の性能が推奨されています。
      OS : Windows 95/98/NT 4.x
      Processor : Pentium 400  (minimum : Pentium 200)
      Memory : 48 MB RAM (minimum : 16 MB RAM)
      Sound Card : SoundBlaster AWE 32 (minimum : Any SoundBlaster)
      Video Card : Any VFW compatible card

     Machintosh では方法1しかできず、生中継には使えません。


→ リアルタイムに画像・音声を圧縮するのはかなり CPUパワーを要するようです。
  中継開始時はエンコード・アップロード・ブラウザでのモニタリングを
  1台のパソコンで行ったところ、何度かフリーズして慌てました。



* サーバ: Linux + Apache

  • 「リアルビデオ」をインターネット上に配信するために必要です。

  • 当病院のインターネットサーバを使用しました。
    DOS/V機:Fujitsu 6450TX2
    Red Hat Linux 5.2、Kernel 2.0.36、glib2(libc6)
    httpd: Apache 1.3.3-1
     
  • 一般的なサーバソフト(httpd)でも配信可能です。

    MIMEタイプの設定が必要です。
    Apache/NCSA では
    mime.types に以下の記述を追加します。
      audio/x-pn-realaudio ra rm ram
      audio/x-pn-realaudio-plugin rpm

  • 専用の BasicServer G2 をインストールすれば、さらに機能が使えます。
    無料で http:/www.jp.real.com からダウンロードできます。
    (高機能な BasicServer PLUS G2 は有料です)

     生中継(live Web broadcast)には BasicServer G2 が必要です。
     Windows95/NT, LINUX, freeBSD, Sun, IRIXなどのOS版各種あります。
     同時25ストリーム(同時25接続)まで可能です。
     

→  httpd に MIMEタイプの設定をしないとうまく再生できない場合がありました。

  サーバには BasicServer-Linux2.0.30用 もインストールしました。
  インストーラで自動的にインストールされ、Netscape で設定変更するようになっており、
  インストール自体は容易でした。

  しかし、当病院ではファイヤウォールを使っており、BasicServer はうまく使えませんでした。
  ファイヤウォールの設定は RealNetworks Firewall Support に情報がありますが、準備不足で
  残念ながら間に合いませんでした。



* ネットワーク: OCN エコノミー

  • 当病院のインターネット接続は OCN エコノミー です。

  • 常時接続、最大 128kb/s。
    サーバ(Web, Mail, DNS)も病院内に設置しています。

→  「リアルビデオ」には通信速度の設定があります。
   今回は 34kb/s にしました。
   速度を上げればもちろん画質は良くなります。


* Staffs

This WWW Page is maintained by Admin. group of the Nagaoka Red Cross Hospital
Email comments, questions or suggestions to : Admin. group