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リウマチ科


(長岡赤十字病院 リウマチセンター長 羽生忠正)

■■ リウマチ科の対象疾患 ■■

リウマチ科では関節リウマチを中心に,膠原病(全身性エリテマトーデス,全身性強皮症など),リウマチ反応陰性脊椎関節症(強直性脊椎炎など),シェーグレン症候群,リウマチ性多発筋痛症,ステロイド性骨粗鬆症,全身性変形性関節症などのリウマチ性疾患を対象に診療します。

■■ リウマチセンター開設のお知らせ ■■

 今までも水・木曜の同じ曜日に整形外科・内科外来でそれぞれリウマチの診療を行ってきましたが、平成26年2月26日(水)から入院棟の10階(もと10B棟)にリウマチセンターが新設されました。
センター化により整形外科・内科系リウマチ専門医が隣の部屋で別表のようにリウマチ性疾患の診察にあたります(予約制)。
薬剤師による生物学的製剤の自己注射導入指導、またリウマチケア看護師による療養指導(医師に直接話しにくいことなど気軽にどうぞ)などのスペース、そして清潔で静かな専用の外来点滴室が完備されました。ここで、“目標に向けた治療” すなわち疾患活動性(病気の勢い)をチェックし、具体的な数値目標を患者さんとリウマチ医が共に決めて治療を進め、質の高いチーム医療を受けることができます。

■■ リウマチセンター診療担当表(予約制) ■■

● リウマチセンター受付(入院棟10階)
   水 曜   木 曜 
午前 羽生忠正(リウマチ科)
佐伯敬子(膠・RA)
根津貴広(リウマチ科)
羽生忠正(リウマチ科)
佐伯敬子(膠・RA)
新患外来:根津貴広
午後 羽生忠正(リウマチ科)
伊藤朋之(膠・RA)
羽生忠正(リウマチ科)
根津貴広(リウマチ科)
リウマチの新患は紹介状が必要です。リウマチ科は木曜午前(根津)が担当します。 病診連携室を通じて予約を入れてください。
(膠・RA:膠原病ならびに関節リウマチ)

■■ 1階外来での診療担当表 ■■

● 内 科 (受付ブロック10・11)
   月   火   水   木   金 
午前   佐伯 (総診) 伊藤 (総診) 伊藤 (膠・RA)    
午後     佐伯 (膠・RA) 佐伯 (膠・RA) 伊藤 (膠・RA)
● 整形外科 (受付ブロック13) 要予約
   月   火   水   木   金 
午前 根津 (再来)        
午後   羽生 (再来 RA)      
内科系を希望するリウマチの新患は、総合診療(総診)で火曜午前(佐伯)、水曜午前(伊藤)が担当します。 紹介状があれば、病診連携室を通じて予約が取れます。

■■ 関節リウマチとは ■■

関節リウマチの主な症状は手指のこわばり,左右複数の関節腫脹と痛みで,進行すると関節の機能障害を来たす病気で,関節以外の皮膚や肺などの全身症状を伴う可能性のある慢性疾患です。
これまでは不治の病と考えられてきましたが,診断の早期から的確な治療を開始すれば多くの症例で予後が改善できる時代になってきました。

■■ 関節リウマチの治療体系 ■■

 関節リウマチの治療にステロイドや非ステロイド性消炎鎮痛薬(痛み止め)を内服あるいは局所や関節内に注射しただけでは治りません。発症からできるだけ早く疾患修飾抗リウマチ薬(DMARDs)の使用が必要です。DMARDsの中でもメトトレキサート(MTX)が使える場合には、これを最大16mg/Wまでの範囲で試します。3カ月ごとに治療方法の見直しをし、疾患活動性を総合的指数で評価して臨床的寛解を目指します。効果不十分の場合はさらに強力な生物学的製剤を積極的に取り入れています。また、新薬の治験にも参加しております。すなわち、早期から関節破壊の防止を目的とした治療が必要です。しかし、治療薬のリスク/ベネフィット/コストの問題があり、これらの決定には患者さんとリウマチ医の合意に基づいて行われるべきと考えます。一方、病歴の長い患者さんでは寛解を目標とするのは困難な場合もあり、その場合は低疾患活動性が当面の目標となります。
 人工関節置換術などのリウマチ外科手術も整形外科専門医の協力を得て多数行っており、リハビリについては院内のリハビリセンターで急性期リハビリを行った後、必要に応じて外来リハビリや他院でのリハビリをすすめていきます。
 関節リウマチ診療には今までの治療や検査結果が非常に重要ですので、現在他のところで治療を受けている方で診療をご希望の場合は必ず紹介状をご持参ください(病診連携室を通じて各病院、開業医の先生とも緊密に連携をとっております)

■■ リウマチ日記(RAの記録) ■■

RAの記録
患者さんとかかりつけ医,そして私たち指導医がデータを共有することが治療の要です。病気のことを学び,自分の病状を記録することができるリウマチ日記(RAの記録)をお渡しします。患者さん自身にとって自分の病状を明確に知ることは大切ですが,反面不安が生じて来ることも事実です。しかし,自分のリウマチに対応することも1つの治療です。是非,勇気をもって,ご自分のリウマチに立ち向かって下さい。

■■ 人工関節手術の ページ ■■

→ 人工肘関節の解説はこちら
 
→ 人工関節手術の実施状況

(長岡赤十字病院 リウマチセンター長 羽生忠正)


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