2022年度初期臨床研修医の修了式と祝賀会が行われました
第3回ベストチューター賞に冨田 任先生(循環器内科)と谷 由子先生(放射線科)が選ばれました
2023年3月27日
第18期初期研修医11名の臨床研修了式が行われました。また、3年ぶりに長岡ホテルニューオータニで盛大に 祝賀会が開かれ大いに盛り上がりました。皆、2年間で大きく成長し、自信と希望に満ちた表情でした。
全国の研修医が受験する「基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)」では、今年度は、475の受検病院の中で、当院は施設順位12番と好成績でした。今後は、それぞれの専門科に進んで、一層精進されることを期待しています。
第3回研修医が選ぶベストチューター賞には、循環器内科 冨田 任先生と放射線科 谷 由子先生が選ばれました。お二人とも、院内でも大変多忙な先生ですが、研修医のために多くの時間を割いてくださり、熱い指導にあたっていただきました。ありがとうございました。
第89回呼吸器合同北陸地方会にて、田島義家先生が研修医セッション優秀演題賞に選ばれました
2023年3月3日
第89回呼吸器合同北陸地方会にて、当院呼吸器内科で研修中の田島義家先生(新潟大学医歯学総合病院研修プログラム)が研修医セッション優秀演題賞を受賞されました。
おめでとうございます!
田島先生の患者さんと向き合う真摯な姿勢と、指導医の先生の丁寧な御指導の賜物と思います。
[演題名]麦門冬湯による薬剤性肺炎が疑われた一症例
(呼吸器内科)田島義家、沼田由夏、渡辺祐介、畠山琢磨、谷川俊也、安藤由実、古塩純、島岡雄一、石田晃、西堀武明、佐藤和弘
(薬剤部医薬情報課)大関裕
(写真は、受賞した田島義家先生(左)と呼吸器内科の指導医沼田由夏先生)
第15回中越臨床研修医研究会が開かれました
2023年2月2日
長岡市医師会主催の中越臨床研修研究会が、ホテルニューオータニで開催されました。例年、長岡3病院の研修医の代表が、経験した症例などの発表を行うものです。いずれの演題も、開業医の先生方や病院の医師の勉強になるものばかりで、熱心な討論が行われました。
当院からは、昨年12月の院内の発表会で選出された3名が発表し、草間昭夫医師会長から表彰状と記念品が授与されました。
(当院からの演題)
・頻回の経口抗菌薬投与によりClostridioides difficile感染症を発症した生来健康な5歳男児の一例
(小児科) 藤井 裕太
・COVID-19関連小児多系統炎症性症候群の一例 (小児科) 大竹 笙子
・診断に6年を要した進行する筋硬直の症例 (神経内科)大河原 舜太
当院から選ばれ発表した3名と座長の西堀武明先生
草間長岡市医師会長から表彰を受ける大河原先生
第149回 日本内科学会信越地方会プレナリーセッションの優秀演題が、内科学会誌 「今月の症例」に掲載されました
2023年1月20日
第149回日本内科学会信越地方会のプレナリーセッション(2021年10月9日、新潟市)で、土井智裕先生と宮島美佳先生が、それぞれ最優秀賞と優秀賞に選ばれました。どちらの症例も日本内科学会に推薦論文として選ばれ、「今月の症例」に掲載されました。当院の紹介文と併せて、ご参照ください。
宮島 美佳 先生
「顆粒球コロニー形成刺激因子関連大型血管炎に対しステロイド治療が奏効した1例」
土井 智裕 先生
「当初筋萎縮性側索硬化症が疑われたACTH単独欠損症による副腎皮質機能低下性ミオパチーの1例」
臨床研修医発表会を行いました
2022年12月28日
12月27日、当院の講堂で 毎年恒例の2年目研修医の発表会を行いました。ベストチューターに選ばれた呼吸器内科 古塩純先生と緩和ケア科 佐藤直子先生の司会で、11名の研修医が発表しました。会場には、64名のドクターが集まり、熱心な討議が行われ、投票により、藤井裕太先生、大竹笙子先生、大河原舜太先生が 来年2月に開催予定の長岡医師会主催 中越臨床研修医研究会で発表することに決まりました。おめでとうございます。
どの発表も診療に役立つプライマリ・ケアに則した内容で、参加された先生方からも、大変勉強になったとの声が多く寄せられました。2年目の研修医の成長とレベルの高さを感じました。長時間の発表会でしたが、指導医ならびに ご参加された上級医の先生方にも感謝いたします。
第151回内科学会信越地方会若手奨励賞プレナリーセッションで、佐竹優紀先生が最優秀賞に選ばれました
2022年10月3日
第151回内科学会信越地方会(10月2日、松本市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、1年目研修医の佐竹優紀先生が最優秀賞に選出されました。おめでとうございます。
第140回から はじまったプレナリーセッションで当院からの最優秀賞は4人目です。
研修医の日ごろからの探求心と指導医の先生方の丁寧な指導の賜物と思います。
[演題名]紫斑、末梢神経障害、腎障害に加えてクモ膜下出血を合併した好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)の1例
(腎臓・膠原病内科)佐竹優紀、坂井俊介、逸見太郎、石黒惠子、井口昭、山﨑肇、佐伯敬子
写真は、受賞した佐竹優紀先生(左)と腎・膠原病内科の指導医佐伯敬子先生)
第70回日本消化器病学会甲信越支部例会 西山 紘貴 先生 研修医奨励賞受賞
第92回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会 金子 大地 先生 優秀演題表彰
2022年8月19日
第70回日本消化器病学会甲信越支部例会にて、当院研修医 西山 紘貴 先生が研修医奨励賞を受賞されました。
[演題名]貧血を契機に診断され外科的切除が行われた小腸血管腫の1例
第92回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会 研修医・専修医セッションにて、当院研修医 金子 大地 先生が、優秀演題として選ばれました。
[演題名]上皮下を主体に発育・進展した食道低分化腺癌の1例
写真は、受賞した西山先生(前列右から2番目)、金子先生(前列左端)と消化器内科の指導医の先生方
今年から新たに伊豆赤十字病院と置戸赤十字病院での地域医療研修がはじまりました
2022年8月9日
2022年度から研修医の定員が12名に増え、地域医療研修の病院も、魚沼市立小出病院と飯山赤十字病院に、置戸赤十字病院(北海道)・伊豆赤十字病院が加わりました。
第1号として研修を行った2名の感想を紹介します。
● 置戸赤十字病院での研修を終えて 富川 薫
7月の4週間、当院から第1号として、北海道の置戸赤十字病院で地域医療研修をさせていただきました。置戸日赤は、院長含め常勤医が2名しかおらず、長岡日赤と比べるとはるかに規模は小さいですが、看護師・薬剤師・臨床検査技師・放射線技師・栄養課・事務の方々等々が一致団結して病院全体が回っており、チーム医療というものを改めて感じました。
仕事以外では、平日は無料のスポーツセンターでトレーニング後、温泉施設(300円)でリラックス、病院前の定食屋で一杯飲んでほろ酔い、北見に焼肉に行ったり、係長の家でBBQ(ホタテが絶品)したり。週末は旭川方面(ラベンダー畑や旭山動物園)、稚内(日本最北端の碑)、帯広方面(豚丼やヒグマ観光)、網走(監獄と流氷)、釧路(炉端焼き)、など感染対策をしながら道内観光をさせていただき、北海道を満喫しました(ただ天気には恵まれず・・・お金も飛びました)。
研修中の風景
置戸赤十字病院のみなさんと集合写真
● 伊豆赤十字病院での地域研修をおえて 金子 愛
6月に伊豆赤十字病院で4週間の地域研修をさせていただきました。 高齢者の多い地域で、病院は一般病床と療養病床等合わせて100床程度、小規模多機能施設が隣接していました。長岡では3次病院で専門性の高い急性期医療に携われていますが、地域研修では急性期以降の医療について学ぶことのできる良い機会となりました。 患者さんとご家族の今後の生活を考えて、ベストな選択は何かを考えることができ、訪問診療や施設診療を行っているため高齢者の多い地域でどんな医療が必要なのか学ぶことができました。 伊豆は緑豊かできれいな川が流れており、快晴の日には富士山がきれいにみえました。近くには温泉街があり日々心身ともに癒されました。先生方とテニスをしたりバーベキューをしたりなど充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。
伊豆赤十字病院 外観
伊豆の風景
2021年度 初期臨床研修医による症例報告
2022年7月4日
今年の3月に初期研修を終えた横田一樹先生と山本萌乃先生(立川病院からのたすきがけ研修)の症例報告が、「臨床神経学」に掲載されました。また、すでに終了した高橋恵実先生、鈴木紗也佳先生、稲垣辰樹先生が、研修医の時に執筆した症例報告も「長岡赤十字病院医学誌」に掲載されました。
経験した貴重な症例を論文化するには、多くのエネルギーを必要ですが、自信も深まり、今後の臨床の糧となると思います。今後の一層の活躍を期待しています。
- ラクナ梗塞様症状で発症し血管内大細胞型B細胞リンパ腫と診断した1例(神経内科)
横田一樹, 梅田麻衣子, 本郷祥子, 土田拓睦, 梅森幸恵, 藤田信也
臨床神経,62:492-495,2022
臨床神経2022 横田一樹 - 片頭痛発作に続く脳卒中様症状で発症した単純ヘルペス脳炎の1例 (神経内科)
山本萌乃, 滑川将気, 石川正典, 渡邊浩之, 小宅睦郎, 藤田信也
臨床神経,62:567-570,2022
臨床神経2022 山本萌乃 - クロイツフェルト・ヤコブ病と鑑別を要した橋本脳症の1例(神経内科)
高橋恵実, 荻根沢真也, 本郷祥子, 梅田能生, 梅田麻衣子, 小宅睦郎, 藤田信也
長岡赤十字医学雑誌 34:24-27, 2021 - 胸膜癒着療法が奏功した難治性特発性乳び胸の1例(呼吸器内科)
鈴木紗也佳, 石田晃, 田中奨, 野崎周平, 若林知哉, 沼田由夏, 古塩純, 島岡雄一 佐藤和弘, 西堀武明, 篠原博彦, 大和靖, 内藤哲也, 谷達夫
長岡赤十字医学雑誌 34:28-34, 2021 - 頚部放射線療法後に頸動脈狭窄をきたした5例 (神経内科)
稲垣辰樹, 滑川将気, 荒川武蔵, 梅田能生, 梅田麻衣子, 小宅睦郎, 藤田信也
長岡赤十字医学雑誌 34:46-50, 2021
坂井貴一先生と羽山響先生が 新潟県医師会研修医奨励賞 優秀賞を受賞しました
2022年7月1日
新潟県医師会は、令和元年度から「臨床研修での経験を踏まえた新潟県の医療が抱える課題、今後医師会に期待される役割に関する提言」を新潟県内の臨床研修医から募集して、新潟県医師会研修医奨励賞を授与しています。
令和3年度は、9件の応募があり、最優秀賞1件と優秀賞2件が選出されました。当院の坂井貴一先生と羽山響先生が、優秀賞に選ばれ、このたび、「にいがた勤務医ニュース」に論文が掲載されました。おめでとうございます。
にいがた勤務医ニュース(PDF)
第150回内科学会信越地方会若手奨励賞プレナリーセッションで、
相田麻衣先生が優秀賞に選ばれました
2022年6月6日
第150回内科学会信越地方会(6月4日、上越市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院2年目研修医の相田麻衣先生が優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!
ハイブリッド形式で開催されましたが、当院からは、他2名の研修医がオンサイトで発表しました。学会も以前の形に戻りつつあります。
亜急性自己免疫性脳炎を呈したシェーグレン症候群の1例 (神経内科)
相田麻衣,種田朝音,梅田能生,滑川将気,梅田麻衣子,小宅睦郎,藤田信也
2022年度初期臨床医の研修が始まりました
新しい研修医室がオープンしました
2022年4月7日
4月1日 第19期初期研修医が辞令交付を受けました。今年度から募集定員が1名増えて12名となりましたが、全員 国家試験に合格しました。オリエンテーションを終え、新潟大学からのcommon diseaseコースの研修医1名と歯科のたすきがけの研修医1名を合わせた14名で、本日から研修のスタートです。指導医の先生方、かわらぬ熱い指導をよろしくお願いします。
長岡中央綜合病院や立川綜合病院からのたすきがけの研修医や学生実習生も一緒に過ごせるように、研修医室は移動して、広くなって リニューアルオープンしました。各人が落ち着いて勉強できる部屋に加えて、検討会や談話ができる部屋を設けました。
(写真は、オリエンテーション中のスーツ姿の新研修医と新しい研修医室です)