2020年度初期臨床研修医の修了式が行われました
第1回ベスト・チューターに 呼吸器内科 古塩純先生と 救急科 岡部康之先生が選ばれました
2021年3月29日
第16期初期研修医11名の初期臨床研修了式が、3月26日院内で行われました。
昨年に続いて、新型コロナウイルス感染症予防策のため、修了祝賀会は開催されませんでしたが、修了した初期研修医たちは、当院での研修を高く評価してくれました。切磋琢磨して過ごした仲間たちとの 2年間は、医師としての礎になることでしょう。今後の発展を期待しています。
今年から創設されたベスト・チューター賞の表彰も併せて行われました。2年目の研修医による投票で、呼吸器内科の古塩純先生と救急科の岡部康之先生が選出されました。多忙な診療の中、熱いご指導をありがとうございました。情熱あふれる指導医は、病院の宝です。
(写真は、修了式後の記念撮影。後列右から3人目が古塩先生、4人目が岡部先生)
第13回中越臨床研修医研究会が開催されました
2021年2月3日
長岡市医師会主催の中越臨床研修医研究会が、2月2日(木)長岡市医師会館で開催されました。
長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院の3病院から選ばれた9名の研修医が、研修の成果を発表しました。当院からは、昨年12月22日に2年目の研修医11名による予選会を行い、聴衆者による投票で選ばれた上位3名が発表しました。
コロナ禍ということで、例年のような発表会の後の賑やかな立食パーティーも開かれませんでしたが、研修医の真摯な発表を、諸先生方も熱心に聴講され、活発な討議が行われました。
<当院発表演題>
・腎機能正常で高Mg 血症をきたした一例/岸 諒太
・難治性特発性乳び胸の一例/鈴木 紗也佳
・クロイツフェルト・ヤコブ病と鑑別を要した橋本脳症の一例/高橋 恵実
(写真は、表彰をうけた当院の研修医)
第89回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会にて、当院研修医の土井智裕先生が表彰されました
2021年1月7日
第89回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会(2020年11月21日、22日)の合同シンポジウム(一般演題)にて、初期臨床研修医である土井智裕先生が当院で経験した症例発表を行い、表彰されました。
写真は受賞した土井先生(前左から2番目)と、消化器内科の指導医の先生方
演題名:
びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL)の寛解後にEBV陽性胃原発T細胞性リンパ腫を発症した1例
長岡赤十字病院消化器内科
土井智裕、渡邉貴之、登内孝文、古山海斗、石井壮一、小林陽子、小林隆昌、小林雄司、河久順志、三浦努、吉川成一、竹内学
長岡赤十字病院血液内科
矢野敏雄
長岡赤十字病院病理診断部
薄田浩幸
2020年初期臨床研修医による症例報告
2020年12月25日
2020年は、新型コロナ感染症に振り回された1年でした。学会も軒並み中止になり、初期研修医の発表の場も少なくなってしまいました。そのかわり、例年より多くの症例報告の論文発表がありました。多くの症例を受け持つことも大事ですが、受け持った症例を深く掘り下げて勉強して、症例報告の形で足跡を遺すことは、今後の医師としてのキャリア形成にきっと役立つことと思います。
※下線が研修医です
・髄液の免疫染色で診断しえた髄膜黒色腫症の1 例
田村悠紀子、梅田 能生、梅田麻衣子、小宅 睦郎、薄田 浩幸、藤田 信也
臨床神経学 2020;60:565-568
2020臨床神経学 田村由紀子(PDF)
・超音波内視鏡検査によって診断できたインスリノーマの1 例
三井⽥秀、古川和郎、三ツ間友⾥恵、吉岡 ⼤志、吉川成⼀、⾼⽊聡、皆川昌広
長岡赤十字医学雑誌 2020;33:57-61
2020長岡赤医誌 三井田秀(PDF)
・著明な自発性低下と摂食障害に加えてパーキンソニズムを呈したクッシング症候群の1 例
川上絢子、小宅睦郎、北原匠、梅田能生、梅田麻衣子、吉岡大志、古川和郎、鈴木一也、米山健志、藤田信也
長岡赤十字医学雑誌 2020;33:63-73
2020長岡赤医誌 川上絢子(PDF)
・腎機能正常で酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症となり意識障害をきたした1例
岸諒太、鈴木優也、井口昭、高村紗由里、佐伯敬子、小林隆昌、山﨑肇
長岡赤十字医学雑誌 2020;33:75-78
2020長岡赤医誌 岸諒太(PDF)
・急性中耳炎から細菌性髄膜炎とS状静脈洞血栓症の耳性頭蓋内合併症をきたした1 例
宮島美佳、荻根沢真也、小島康輔、本郷祥子、梅田能生、梅田麻衣子、高橋奈央、岡部隆一、小宅睦郎、藤田信也
長岡赤十字医学雑誌 2020;33:91-94
2020長岡赤医誌 宮島美佳(PDF)
第99回日本消化器内視鏡学会総会 会長特別企画1 きらりん☆ピック支部例会にて当院で初期研修を実施していた三井田秀先生が優秀演題第一位に選ばれました
2020年10月
第99回日本消化器内視鏡学会総会(9月2日、3日)の会長特別企画1きらりん☆ピック支部例会にて、消化器内科三井田秀先生(現在はJA新潟厚生連上越総合病院)が当院初期臨床研修中に経験した症例発表を行い、見事優秀演題第一位に選出されました。
演題名:急速に発育進展した胃MANECの1例
(写真は、受賞した三井田秀先生(右)と、消化器内科の指導医 竹内学先生)
2020年度初期臨床研修医の研修がスタートしました
2020年4月7日
第17期の初期研修医11名が院長から辞令交付を受け、期待に胸を膨らませて研修生活をスタートさせました。志を高く持ち、チームワークよく、切磋琢磨して、2年間で大きく成長してください。
入社式
ドクターヘリと
2019年度初期臨床研修医の修了式が行われました
2020年3月30日
第15期初期研修医11名の初期臨床研修の修了式が、3月25日院内で行われました。
新型コロナウイルス感染症予防策のため、例年の華やかな修了祝賀会が中止になったことは、大変残念でしたが、ひとりひとりから、長岡赤十字病院で初期研修ができたことの充実感・満足感、指導医の先生方、担当のスタッフの方々への感謝の言葉がありました。人間的にも大きくなった修了生たちの今後の飛躍を期待します。
第12回中越臨床研修医研究会が開催されました
2020年2月14日
今年も、中越臨床研修医研究会(長岡市医師会主催)が、2月5日(水)ホテルニューオータニ長岡で開催されました。 長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院の3病院から選ばれた9名の研修医が、研修の成果を発表するこの会は、開業の先生方からも好評で、新潟大学臨床実習の学生たちも参加して、大盛況でした。 当院からは、昨年12月に開催された院内研修医症例発表会で選出された3名が発表しました。
第55回日本赤十字社医学会総会@広島
2019年10月23日
第55回日本赤十字社医学会総会が、10月17日18日、広島で開催されました。当院からは、医師だけでなく看護師をはじめ多数のコメディカルの皆さんが参加しました。
今年は、2年目研修医が6題の演題を発表しました。
全国の赤十字病院に勤務する研修医が多数参加して、お互いのプレゼンを聞いて、大いに勉強になったと思います。
「著明な自発性低下とパーキンソニズムを呈した副腎性クッシング症候群の1例」
巻渕 絢子 他
「多発性硬化症との鑑別が必要だった白質病変を伴う片頭痛の2例」
古山 海斗 他
「小細胞癌による播種性骨髄癌腫症の1例」
土田 拓睦 他
「原発癌の同定に難渋した悪性黒色腫に伴う髄膜癌腫症の1例」
田村 悠紀子 他
「EUS-FNAで扁平上皮癌と診断された膵腫瘍の1例」
田中 奨 他
「肺動脈腫瘍塞栓により肺高血圧症をきたした膵臓癌の1例」
高橋 響 他
第86回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会のプレナリーセッションで、当院研修医の三井田秀先生が最優秀賞に選ばれました
2019年6月14日
第86回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会(6月9日、甲府市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院2年目研修医の三井田秀先生が最優秀賞に選出されました。
演題名:急速に発育進展した胃MANECの1例
長岡赤十字病院消化器内科
○三井田秀, 竹内学, 北條雄暉, 小林陽子, 小林隆昌, 小林雄司, 河久順志,三浦努 ,吉川成一,
同 病理診断部
薄田浩幸
同 外科
佐藤優, 八木亮磨, 内藤哲也, 皆川昌弘, 谷達夫
卒後5年までの演者の中から優秀3演題が表彰されました。
MANECとは、消化器癌において腺癌と神経内分泌癌が併存した癌のことであり、非常に稀な疾患です。未だにその発生機序や治療法については不明なことが多く、議論が続いています。
当院にて経験したMANECの症例から組織発生や診断方法について考察したことが評価されました。
(写真は、受賞した三井田秀先生(右)と、消化器内科の指導医 竹内学先生)
第144回内科学会信越地方会若手奨励賞プレナリーセッションで、古山海斗先生が優秀賞に選ばれました
2019年6月4日
第144回内科学会信越地方会(6月2日、松本市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院2年目研修医の古山海斗先生が優秀賞に選出されました。
演題名: 蚊刺を契機に急性腎障害を呈したEBウイルス持続感染症例の1例
長岡赤十字病院腎臓内科
○古山海斗,佐藤勇也,鈴木健志,井口 昭,山崎 肇
同 血液内科
田中智之
新潟大学医歯学総合病院腎膠原病内科
吉田一浩,伊藤由美,今井直史,成田一衛
(写真は、受賞した古山先生(右)と、腎臓内科の指導医 佐藤勇也先生)
2018年度初期臨床研修医の修了式と祝賀会が行われました
2019年3月25日
3月22日、第14期初期研修医9名が、初期臨床研修プログラムを修了し、院長より修了証書が授与されました。ホテルニューオータニ長岡で、研修医がお世話になった関連病院の魚沼市立小出病院鈴木善幸先生、田宮病院稲井徳栄先生、長岡西病院永井恒雄院長、開業医の草間昭夫先生、髙木正人先生、三上理先生、江部佑輔先生、そして多数の院内の指導医の先生方と共に、修了祝賀会が賑やかに開かれました。修了される研修医は、切磋琢磨し、後輩の面倒見も良く、臨床学生実習に来た学生からは、「こういう研修医になりたいので、長岡赤十字病院での初期研修を希望した」との声が多数寄せられました。これから専門医の道を歩まれるにあたり、医師としての使命を高く設定して、一層精進されることを期待しています。
第11回中越臨床研修医研究会が開催されました
2019年2月12日
今年も、中越臨床研修医研究会(長岡市医師会主催)が、2月7日(木)ホテルニューオータニ長岡で開催されました。 長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院の3病院から選ばれた9名の研修医が、研修の成果を発表するこの会は、開業の先生方からも好評で、新潟大学臨床実習の学生たちも参加して88名の出席者があり、大盛況でした。
当院からは、院内の発表会で選出された田中英先生、内山純花先生、北條雄輝先生の3名が発表しました。
表彰をうける田中英先生
長尾政之助先生(長岡市医師会長)の乾杯で始まった懇親会
第143回内科学会信越地方会の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院研修医の内山純花先生が優秀賞に選ばれました
2018年10月9日
第143回内科学会信越地方会(10月6日、松本市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院2年目研修医の内山純花先生が優秀賞に選出されました。
演題名:
免疫チェックポイント阻害剤であるニボルマブ投与後に,高CK血症を伴う重症筋無力症を発症した1例
長岡赤十字病院神経内科
○内山純花,勇亜衣子,林 秀樹,大津 裕,梅田能生,梅田麻衣子,小宅睦郎,藤田信也
同 呼吸器内科
島岡雄一
新潟大学脳研究所神経内科
河内 泉
ニボルマブ(商品名オプジーボ)は、先日ノーベル賞を受賞した京都大学の本庶佑博士の研究チームが開発に貢献した抗PD-1抗体の医薬品です。がん免疫療法の新薬として、多くの患者さんが恩恵を受けている一方で、免疫が活性化されるために発症する様々な自己免疫疾患(irAE)が問題となっています。内山先生は、ニボルマブ投与後に高CK血症を伴う重症筋無力症を発症した症例を詳細に検討してまとめました。
写真は受賞した内山先生と、神経内科の指導医・同僚達
2017年度初期臨床研修医の修了祝賀会が行われました
2018年3月28日
2018年3月26日、第13期初期研修医10名が、初期臨床研修プログラムを修了し、院長より修了証書が授与されました。長岡市内のベルナールで、研修医がお世話になった関連病院、開業医、院内の指導医の先生方などが集い、修了祝賀会が賑やかに開かれました。 今年も個性のゆたかな研修医達でしたが、お互い切磋琢磨して、2年間で大きく成長しました。研修医室は、いつも明るく活気に満ちており、研修医1年生の良い手本となってくれました。 現在の研修医制度が始まって14年。今年で、当院から巣立った研修医も100名を超えました。多くの先輩達が、県内外で指導医として活躍しています。 今後も一層精進して、アカデミアとヒューマニズムのバランスのとれた信頼される医師に育ってください。
第10回中越臨床研修医研究会 (長岡市医師会主催)が開催されました
2018年2月2日
2月1日(木)に中越臨床研修医研究会が開かれました。長岡赤十字病院、長岡中央綜合病院、立川綜合病院から選抜された研修医3名ずつが研修の成果を発表しました。長岡の研修医達が、研修を通して長岡を愛し、これから各専門科で研鑽を積んだ後、また長岡で医療に従事してもらいたいとの願いから、長岡市医師会が主催して毎年開かれている会です。今年は10年目の節目の会で、ホテルニューオータニに80名を超える先生方が集まりました。
当院からは、小関洋平先生、勇亜衣子先生、吉岡弘貴先生が発表しました。
長尾政之助先生(長岡市医師会長)から表彰を受ける
小関洋平先生
大貫啓三先生(元長岡市医師会長)の乾杯で始まった
懇親会
第141回内科学会信越地方会の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院研修医の勇亜衣子先生が最優秀賞に選ばれました
2017年11月2日
第141回内科学会信越地方会(10月9日、新潟市)の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院2年目研修医の勇亜衣子先生が最優秀賞に選出されました。
この賞は、前回から創設されたもので、事前審査により選出された6演題から、信越支部評議員と座長が採点を行い、最優秀賞1演題、優秀賞2演題、奨励賞3演題が選出されるものです。当院の研修医が、前回に引き続き2回目の最優秀賞に選ばれました。大変名誉のことと思います。
勇先生は11月開催の当院の医局会でも表彰されました。おめでとうございます。
演題名:多臓器転移および急性心筋梗塞を来した大動脈弓内膜肉腫の1例
長岡赤十字病院呼吸器内科、病理診断科*
○勇亜衣子、佐藤昂、古塩純、島岡雄一、石田晃、西堀武明、江村巌*、薄田浩幸*、佐藤和弘
(左から、指導医の佐藤和弘副院長、勇先生、川嶋院長、医局会で撮影)
第140回内科学会信越地方会の若手奨励賞プレナリーセッションで、当院研修医の吉岡弘貴先生が最優秀賞に選ばれました
2017年6月21日
演題名:頭部MRI所見から血管内リンパ腫症を疑い、腎生検で診断しえた1例
長岡赤十字病院神経内科
○吉岡弘貴,梅田能生,齋藤奈つみ,青山あずさ,梅田麻衣子,小宅睦郎,藤田信也
同 血液内科 佐藤直子