今までの臨床研修医ニュース
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2024年度トピックス
日本内科学会雑誌「今月の症例」に論文が掲載されました
2025年1月20日
当院で専攻医として活躍中の宮下翔先生が初期研修期間に経験した症例報告が日本内科学会雑誌「今月の症例」に掲載されました。忙しい日常診療と並行して執筆を進められた宮下翔先生と指導医 古塩純先生の熱意の賜物と思います。おめでとうございます。
「左肺陰影を契機に経右心カテーテル生検で術前診断され左肺全摘による根治術を施行し得た肺動脈肉腫の1例(日本内科学会雑誌114巻1号)」
宮下 翔, 古塩 純, 島岡 雄一, 石田 晃, 西堀 武明, 富田 任, 藤田 俊夫, 小池 輝元, 高村 佳緒里, 佐藤 和弘
当院ではこれまで本論文を含めて3症例(宮島美佳, 佐伯敬子ら 内科学会111巻11号/荻根沢真也, 藤田信也ら 112巻1号)が「今月の症例」に掲載されました。日本内科学会雑誌に毎月掲載される「今月の症例」は、全国の地方会優秀演題の中から教育的見地に優れた臨床報告が選定され掲載されるものです。当院は各専門科が研修医・専攻医への指導の一環として学術集会・地方会での発表を積極的に行っており、内科信越地方会のプレナリーセッションにおいて県内で最も多く最優秀・優秀演題を受賞していることがこのような結果につながっております。
学会発表や論文作成などアウトプットの機会を通して、今後も1つ1つの症例を深く考察し多くの学びを得ることを大切にしていきたいと思います。
臨床研修医発表会を行いました
2024年12月05日
12月5日に当院の講堂において毎年恒例の臨床研修医症例発表会が開催されました。小児科 渡辺健一先生と昨年度のベストチューターに選ばれた呼吸器内科 古塩純先生の司会の下、12名の2年目研修医が発表してくれました。
各科の研修中に経験した症例を、それぞれの研修医がしっかりと考察しスライドにまとめ、例年以上によく練られた素晴らしいプレゼンテーションでした。
会場には多くの指導医の先生方にお集まりいただき、活発な討議が行われました。参加頂いた先生方からも大変勉強になった、ためになったとの声をいただきました。投票の結果、後藤香織先生、笹原崇生先生、椿大輝先生の3名が来年開催予定の長岡医師会主催 中越臨床研修医研究会で発表することが決まりました。おめでとうございます。
研修医に時間を割いて熱く御指導下さったそれぞれの発表の指導医ならびに御参加頂いた先生方に感謝致します。
【新大生向け】臨床研修病院合同説明会に参加しました!
2024年12月4日
新潟大学医学部生向けの臨床研修病院合同説明会に臨床研修担当医師、研修医で参加してきました。いずれ研修医となる医学部生に新潟県内の各臨床研修病院の魅力をPRするために、新潟県が主催した企画です。
多くの医学生が参加していて、会場は熱気に溢れていました。当院のブースにも大勢の医学生が興味をもって訪れて下さり、研修医から直にプログラムの特徴や病院の雰囲気、実際の研修生活などについて話を聞いてくれました。
自信をもった研修プログラムを準備し、情熱ある指導医・スタッフ一同、医学生/研修医のみなさんを心待ちにしております。ぜひ一度学生実習や見学にいらして下さい!
新潟肺癌分子標的治療研究会において当院研修医1年目の藤澤智彦先生が発表されました
2024年11月29日
新潟肺癌分子標的治療研究会(ANAクラウンホテル新潟)において、当院初期臨床研修医1年目の藤澤智彦先生が発表されました。
当日は肺癌を専門領域とする県内外の先生方を前に、普段の地方会とはまた違った雰囲気の中で、堂々と立派なプレゼンテーションでした。準備段階から主体的に論文検索にあたり、症例について深く考察をすすめてくれた藤澤先生の努力の賜物と感じました。
今後も研修医の先生と共に学会報告や症例発表の機会に積極的に取り組んでいきたいと思います。
第65回日本肺癌学会学術集会において当院初期研修医2年目の金子直広先生がポスター発表されました
2024年11月2日
第65回日本肺癌学会学術集会(横浜市 パシフィコ横浜)において当院初期研修医2年目の金子直広先生がポスター発表してくれました。全国学会で多くの聴講者がいる中でも臆することなく堂々としたプレゼンテーションで、質疑応答にも的確に答えてくれました。地方会とは違った雰囲気を含め大変良い経験になったものと思います。研修を終えて専攻医になったあとの学びの姿勢にもつながるよう、今後も研修医の先生と共に学会での発表にも力をいれていきたいと思います。
当院で経験したトラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)による間質性肺疾患症例の検討
金子直広先生 指導医 古塩純 先生
第93回呼吸器合同北陸地方会において初期臨床研修医2年目の佐川善紀先生が発表されました
2024年10月27日
第93回呼吸器合同北陸地方会(2024年10月26~27日 福井市)において、当院初期臨床研修医2年目の佐川善紀先生(指導医:青木志門先生)が発表されました。
現地でのプレゼンテーションでしたが、緊張を感じさせることなく、質疑応答にも的確に対応されていました。大変良い発表であったと思います。学会発表を行うためには一定の努力が必要になりますが、症例を深く理解し、第三者に向けて発信するという経験は、その後の診療で必ず生きてきますし、新たな疑問点を発見するきっかけにもなります。今後も研修医の先生とともに積極的に取り組んでいきたいと思います。
【演題名】
CEA高値を呈した好酸球性細気管支炎の一例
佐川善紀、青木志門
第60回日本赤十字社医学会総会に参加しました
2024年10月17日
第60回日本赤十字社医学会総会が宮城県仙台国際センターで開催されました。当院からも医師、看護師をはじめ多くのメディカルスタッフの皆さんが参加しました。
初期臨床研修医からは、2年目の先生方が計12演題(要望演題1/ポスター11)を発表し、藤田院長先生に見守られながら皆すばらしいプレゼンテーションをみせてくれました。全国の赤十字病院から多数の研修医が参加していて、症例発表や企画セッションを通して同年代の医師から多くの刺激と学びを得る良い機会になったと思います。
・「CEA高値を呈した好酸球性細気管支炎の一例(呼吸器内科)」
佐川善紀先生
・「皮膚筋炎間質性肺炎経過中に肺病変増悪で発見された非ホジキンリンパ腫の一例(呼吸器内科)
笹原崇生先生
・「膝関節炎や眼内炎を合併したKlebsiella pneumoniaeによる侵襲性肝膿瘍症候群の一例(消化器内科)」
後藤香織先生
・「内視鏡的に止血し得た十二指腸憩室出血の一例と過去症例の検討(消化器内科)」
平賀詩織先生
・「感染性心内膜炎へのペニシリンG投与でミオクローヌスを呈した透析患者の一例(腎臓内科)」
小林奎介先生
・「肺多形癌術後再発に対しPseudo Progressionを伴いPembrolizumabが奏効した一例(呼吸器内科)」
田邉彩乃先生
・「子宮腺筋症に伴う高CA125血症による全身多発梗塞の一例(神経内科)」
金子直広先生
・「ペムブロリズマブ投与後早期に劇症1型糖尿病を発症した腎細胞癌の一例(泌尿器科)」
野村拓未先生
・「皮下石灰化と皮下浮腫を契機に診断した抗NXP-2抗体陽性皮膚筋炎の一例(神経内科)」
岡山雅先生
・「乳癌頸椎転移術後遅発感染に対し局所陰圧閉鎖療法が奏功した一例(整形外科)」
柴山大侑先生
・「前頭部腫脹、前頭洞炎、硬膜下膿瘍からPott’s Puffy Tumorと診断した」一例(小児科)」
加賀田拓郎先生
・「能登半島地震の慢性期の救護活動における研修医が感じたこころのケアの必要性(救急科)」
椿大輝先生
第155回日本内科学会信越地方会において、当院初期臨床研修医の後藤香織先生と藤澤智彦先生が発表しました
2024年9月22日
第155回日本内科学会信越地方会が松本市で開催され、当院からは初期臨床研修医の後藤香織先生(2年目)、藤澤智彦先生(1年目)が発表してくれました。
2人とも堂々とした発表で、質疑応答にも立派に対応されていました。研修医の時に学会発表を行うことは、疾患についての学びを深め、これから出会う症例を診るための力にもなる大変貴重な経験です。今後も日々の診療に情熱を持ちながら、学会発表にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
[演題名]
多発脳梗塞で発症し副腎生検で診断しえた血管内大細胞型B細胞リンパ腫の1例
(神経内科)後藤香織、指導医 種田朝音
[演題名]
オシメルチニブ治療中のoligo progressionに対してsalvage手術を行い扁平上皮癌への転化を確認したEGFR遺伝子変異陽性肺腺癌の1例
(呼吸器内科)藤澤智彦、指導医 古塩純
FM新潟 特別番組「医療の広場RADIO 〜病院Special〜」の公開収録が行われました
2024年9月4日
9月3日(火)長岡赤十字病院1階ホールにて、メディカスタッフプロモーションpresents「医療の広場RADIO 〜病院Special〜」の公開収録が行われました。
院長 藤田信也先生、臨床研修部会副委員長 古塩純先生、2年目研修医 笹原崇生先生が出演し、「臨床研修」をテーマに研修医に関する当院の取り組みについてトークしました。
FM新潟 放送日は9月15日(日)午後7時からになります。ぜひお聴きください!
毎年恒例の長岡まつりの大民謡流しに長岡赤十字病院として今年も参加しました
2024年8月1日
昨年は3年ぶりの参加でしたが、今年は昨年以上に多くの観覧者がいらっしゃり、長岡祭りの賑わいと市民のみなさまの熱気を肌で感じることができました。
研修医の先生方も踊りの稽古から積極的に参加してくださり、当日は藤田院長の先導の下、長岡甚句、大花火音頭を最後まで美しく踊りきってくれました。
長岡の夏の風物詩である民謡流しや大花火大会。昨年もここに書きましたが、あたりまえの日常がそこに在る喜びを、コロナ禍を経てこれまで以上に強く感じます。会場でいただいたエネルギーを糧に、また1年、研修医指導医ともに診療に励みたいと思います。
当院研修医が執筆した症例報告を【メディカルオンライン】で閲覧できるようになりました
2024年7月10日
『長岡赤十字病院医学雑誌』第30巻以降に収録された症例報告のうち、当院研修医が執筆した論文タイトルをご紹介します。なお、全文は【メディカルオンライン】で公開しています。
※対象となる患者さんの診療データは匿名化して用いるなど、個人情報に関して十分配慮した上で執筆しています。
第92回呼吸器合同北陸地方会において、当院初期臨床研修医2年目の金子直広先生、田邉彩乃先生が発表されました
2024年5月26日
第92回呼吸器合同北陸地方会(2024年5月25-26日 金沢市)において、当院初期臨床研修医2年目の金子直広先生(指導医 沼田由夏先生)、田邉彩乃先生(指導医 古塩純先生)が発表されました。
金子先生は優秀演題賞に選出され表彰されました。おめでとうございます!
金沢市でのオンサイトの発表でしたが、聴講者を前にした独特の緊張感の中で2人とも質疑応答を含めて堂々たる発表でした。研修医の時に自らスライドを作り学会発表を行うことは、とても貴重な経験です。今後も研修医の先生と共に積極的に取り組んでいきたいと思います。
[演題名]
当院で経験したトラスツズマブデルクステカン(T-DXd)による間質性肺疾患症例
金子直広、沼田由夏
[演題名]
肺多形癌術後再発に対しPseudo Progressionを伴いPembrolizumabが奏効した一例
田邉彩乃、古塩純
【新大生向け】臨床研修病院合同説明会に参加しました!
2024年4月24日
新潟大学医学部生向けの臨床研修病院合同説明会に臨床研修担当医師、研修医で参加してきました。いずれ研修医となる医学部生に新潟県内の各臨床研修病院の魅力をPRするために、新潟県が主催した企画です。
大きな会場を埋めるくらいに1年生から6年生まで多くの医学生が参加していて、会場は熱気に溢れていました。当院のブースにも大勢の医学生が興味をもって訪れて下さり、研修医から直にプログラムの特徴や病院の雰囲気、実際の研修生活などについて話を聞いてくれました。
自信をもった研修プログラムを準備し、情熱ある指導医・スタッフ一同、医学生/研修医のみなさんを心待ちにしております。ぜひ一度学生実習や見学にいらして下さい!
日本内科学会ことはじめ2024
2024年4月13日
当院で初期臨床研修を終え、今年度から専攻医として活躍中の高橋瑞喜先生、宮下翔先生が研修中に経験した症例を第121回日本内科学会講演会「ことはじめ2024(医学生・研修医・専攻医セッション)」で症例発表してくれました。
全国から多くの聴講者が集まる中、二人とも質疑応答にもしっかりと対応し堂々たる発表でした。
高橋先生と指導医 藤田信也院長(神経内科)、宮下先生と指導医 古塩純先生、それぞれが優秀演題賞、指導教官賞に選出され表彰されました。
当院初期臨床研修医の発表が各学会で表彰いただいているのも、日頃から症例を深く考察し、プレゼンテーション、ディスカッションを大切にする各科の姿勢が結実したものと思います。研修がさらに充実したものとなるよう、今後も病院全体で研修医の指導に情熱を注ぎたいと思います。
第64回日本呼吸器学会学術講演会において、笹原崇生先生が優秀賞に選ばれました
2024年4月7日
第64回日本呼吸器学会学術講演会がパシフィコ横浜で開催され、初めて企画された若手医師向けの「ことはじめ甲子園」において当院初期臨床研修医の笹原崇生先生が演題発表してくれました。笹原先生は昨年秋に行われた呼吸器学会北陸地方会で最優秀演題賞に選出され、今回の発表に推薦されました。
全国の研修病院から選りすぐりの多くの研修医の発表がある中、入念なスライドと文献考察を準備したうえで全国学会に臆することなく堂々と発表してくれました。結果、準優勝にあたる優秀賞に選出されるという素晴らしい成績を収められました。
笹原先生の情熱と、指導医の先生の丁寧な指導の賜物と思います。今後もそれぞれの症例を大切に深く考察する姿勢を忘れずに、充実した研修を送ってくれるよう期待しています。
大会長から表彰状を授与される笹原先生
笹原崇生先生と指導医の佐藤和弘副院長
2024年度初期臨床研修医の研修がはじまりました
2024年4月8日
4月1日、今年の新入社員55人の入社式が行われ、医師国家試験に合格した第21期の初期研修医12名も院長から辞令交付を受けました。
皆が医師としてのスタートに、決意に満ちた引き締まった表情をしています。
いよいよ研修医としての生活がはじまります。「医師としての人格をかん養し、医療の果たすべき社会的役割を認識して、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を修得すること」が、臨床研修の基本理念です。初期研修医が2年間の研修で多くを学び、大きく成長することを期待しています。
入社式
救命救急センターのオリエンテーション
(宮島センター長より長岡ドクヘリ説明の様子)
中村兼輔先生が 新潟県医師会研修医奨励賞 最優秀賞を受賞しました
2024年4月4日
新潟県医師会は、令和元年度から「臨床研修での経験を踏まえた新潟県の医療が抱える課題、今後医師会に期待される役割に関する提言」を新潟県内の臨床研修医から募集して、新潟県医師会研修医奨励賞を授与しています。令和5年度の最優秀賞に、当院の研修医の中村兼輔先生の論文「医師確保について考える~U・Iターンのすすめ~」が選ばれ、賞金10万円が贈られました。 また、研修医奨励賞には、佐竹優紀先生の論文「新潟の医療課題について考える」が選ばれ、賞金3万円が贈られました。
中村先生は、当院での臨床研修を終了して、4月から新潟の小児科に専攻医として勤務しています。最優秀賞受賞者は、3月1日に新潟県病院長会議で発表を行いました。 おめでとうございます。