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健康たより あさのは

【あさのは】第71号(平成25年7月発行)

創傷後の皮膚ケアについて -すり傷・やけど~手術による切開跡-

 傷を負うと後になって傷跡が残ることがあります。特に顔や腕など、目につくところの傷跡は少しの注意で最小限に抑えることができます。
傷跡が目立つ原因として、 (1) 色、(2) 傷の幅、(3) 傷の長さ、方向、(4) 治った後のつっぱり(拘縮)が挙げられます。
(3) と(4) については、手術時の皮膚切開や、受傷時の皮膚のダメージの受け方で決まってしまいます。今回は、傷跡の色と幅をコントロールするために必要なことをお話しします。

(1) 色について

順調に傷跡が落ち着く場合でも、治癒後にいったん赤みが生じます。赤みは、拡張した毛細血管の増加が原因で起こります。必ずおこる現象ですが、通常は3ヶ月~半年で赤みが退くことが多いです。
赤み以外におこる現象として、色素沈着(しみ)と色素脱出(白く色が抜ける)があります。色素沈着は炎症物質がメラノサイトに作用し、メラニン合成が増加することで、色素脱出は、強い炎症によりメラノサイトが破壊されることで起こると考えられています。
日焼けにより色素沈着は強くなるため、傷が治癒した後は傷の種類に関わらず、3ヶ月~半年間の遮光が必要となります。

(2) 傷の幅について

傷の幅が広いほど傷跡は目立ちやすくなります。傷跡にかかる開く力が強いほど傷跡の幅が広くなります。開く力を弱めるためにテーピングを行います。テーピングは、通常3ヶ月間行います。また、テーピングには遮光効果(顔面部や四肢の場合)もあります。

 術後や怪我で縫合した傷跡 →テーピングで減張、遮光を行う
すり傷、やけどの傷跡→着衣 (帽子、長袖、手袋) や日焼け止めで遮光を行う

上記の管理を行っても残念ながら傷跡が目立ってしまうこともあります。手術、怪我の傷跡、管理の方法等でお困りのことがございましたら、紹介状なしでも受診できますので、どうぞ形成外科でご相談下さい。

(形成外科 佐藤孝道)

「地域連携サポートセンター」ができました! -病診連携室-

 今回から地域連携サポートセンターの各部門についてご紹介させていただくことになりました。第1回は病診連携室です。

 病診連携室は、平成 13 年に、地域の診療所や病院の先生が、検査や専門治療のために当院に患者さんをご紹介いただく際の窓口として設置された部門ですが、平成 21 年に地域医療連携課として独立した課になりました。

 実際のスタッフは総勢4名です。紹介受診の患者さんやCT・MRI・内視鏡といった各種検査機器の共同利用にあたって各科の先生と調整をしたり、カルテや資料を事前に準備をしたり、診察や検査結果のお返事を管理したりといった、いわゆる前方連携の部分と、大腿骨頚部骨折・脳卒中・5大がんの地域連携クリニカルパスを利用した転院や外来フォローアップに関しての情報提供、実績管理といった後方連携の部分に関わっています。

 共同利用等の登録医は6月末現在144名、1階のコネクションホールの壁に掲示されている登録医の先生方のプレートも連携室で管理をしています。

 また、登録医をはじめ、地域の全ての診療所・病院などに、年に数回変更がある外来診療担当医表を発送すること、病診連携室だよりの発行、地域医療支援病院としての役割を果たすための講演会や外部委員を交えた地域医療支援協議会の運営など、業務は多岐にわたっています。

 患者さんが直接立ち寄る窓口にはなっていませんが、紹介状(診療情報提供書)をお持ちになって来院される患者さんが、スムーズに受診・検査ができ、その結果がかかりつけ医の先生に迅速に伝わるようにお手伝いをさせていただいています。

(医療社会事業課長兼地域医療連携課 中島晃)

当院の医療技術職員 業務紹介 第8回 細胞検査士

 医師が患者さんを診察し診断をする際、いろいろな検査のデータを参考にして診断を確定していくことになりますが、その中に病変部から細胞を採取し、顕微鏡を用いて診断をする方法があります、これを細胞診診断といいます。

 細胞診診断では、子宮や口腔などの臓器表面を擦過したり、喀痰や尿中の細胞を集めたり、外部に病変が露出していない乳腺や甲状腺などの場合には、病変に直接細い注射針を刺したりして細胞を採取します。採取された細胞は、まず細胞検査士が良性か悪性かなどの鑑別をして、細胞診専門医とともに最終診断をします。

 細胞診専門医は日本臨床細胞学会、国際細胞学会の認定を受けた医師であり、細胞検査士は同学会認定の臨床検査技師です。当院病理診断部では、 2 名の細胞診専門医と 6 名の細胞検査士が従事しております。近年は医療の進歩や個別化治療が進んでいるため、分子生物学的手法や遺伝子診断なども取り入れ、正確で治療に必要な多くのデータを集め診断しています。

 細胞診診断は患者さんに傷をつけることなく短時間で細胞を採取することができる負担の軽い診断方法であるため、子宮癌と肺癌は細胞診診断による検診が行われています。子宮癌検診では、若い方からも癌や前癌状態の異形成が少なからず検出されます。

 妊婦健診での細胞診診断でも同じで、子宮癌検診を受けたことのない妊婦さんから癌や異形成がみられます。是非とも若いうちから検診をうけて、細胞診診断・細胞検査士を有効に活用していただきたいと思います。

(病理診断部検査技師士 高頭秀吉)

 

印が休診日、印が午前のみ診療です。

             
             
             
             
             
             
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